フィリピンの近海に熱帯低気圧が2つ発生していますので、近々、まとまった雨が期待できるのではないかと思います。

 

モアルボアルの町の最大のイベントであるFiestaも1週間チョットとなり、今朝はチャーチでのmassの後openinngパレードが行われ、町はいよいよFiesta(祭り)一色となり、一気に盛り上がっていきます。

 

下の写真は今朝のmonicipalの壁に張り出されている10人のミスモアルボアルの候補者の写真です。

 

下の写真は今日から5月16日までのスケジュール表です

 

道路の旗の飾りつけも始まりました。 3日後には中心部の道路はこの旗で埋め尽くされます。

 

jolibieのわきの広場に開設された地元の名産品コーナーです

 

今日の夜ジムで行われるイベントの用意をしていました。

1か月以上前からジムで行なわれていたバスケットボール、バレーボール等のトーナメントは全て終了して、今日からはスケジュールどうりジムでは毎日のように各種イベントが繰り広げられます。

 

1か月以上前から始まったFiestaのイベントもいよいよラストスパートとなります。

 

メインのイベントは5月14日に行われる、娘の私立学校のチームも参加し、娘もダンサーの1人として参加する、ダンスコンテストと翌日の5月15日に行われるミスモアルボアルコンテストです。

 

Fiestaの為に、セブ市やマニラ等で働いている人々も皆、モアルボアルの町に帰ってきますし、ほかの島の親戚がモアルボアルの町にやってきますので、間もなく町は大変に賑やかになります。

 

40年前は、欧米諸国の一部のダイバーにしか知られておらず、正にフィリピンのセブ島の素朴な田舎町だったここモアルボアルの町も、欧米諸国をはじめとする世界中からのツーリストが訪れるようになり、今ではセブ島でも有数の金持ちの自治体になっているようです。

 

欧米諸国の多くのダイバーをはじめツーリストがモアルボアルの町にここ10数年の間に急速に住み始めて、彼らによるリゾートホテルや飲食店の建築ラッシュが今もなお続いています。

 

下の写真は今日撮った、私がボランティアをしているダイビングショップのすぐ近くで行われている数か所の建築現場の様子です。 広さは300から500坪位と思います。

いずれも宿泊施設のように思います

 

この道路の両側は全て同様の施設の建設予定のように思われます。

この先200m位で地元の漁師の船置き場となっており、また地元住民や一部の

ツーリストの海水浴場になっています。

 

昔の素朴なモアルボアルの町を知っている私にとっては、一抹の寂しさを感じますが、これもまた時代の流れと思っています。  

 

30年前は、NOKIAの携帯電話が世界を席巻して、ここモアルボアルの町でもまた、若者を中心に爆発的な人気を集めました。

 

彼らのほとんどは、通話ではなく、安いメールを利用し、ゲームに夢中になっていました。

 

当時の最盛期にははnokiaの携帯電話は5000ペソから8000ペソもしていました。

 

その後はアップルのアイパッドが、次いでインターネットの世界を変えたアップルのiPhoneの発売となり、現在では中国製の安いスマートフォンがフィリッピン市場を席巻しています。

 

国民の16%以上が調査で、今年に入ってから飢えを感じたことがある(私は30%近いと思っています)というこの国で、貧困層に属する我が家の親族の子供達さえ、中古や親族からの払い下げのスマートフォンとはいえ、それらを常時持ち歩いて、face bookでのチャットやゲームに興じている様子をみるにつけ、改めて時代の移り変わりと、またそのスピードに驚いています。

 

モアルボアルの町の市場の物価上昇も、外国人居住者やツーリストの増加に伴い、周辺の他の町に比べて高くなっているような気がします。

 

町やpanagusama beachではツーリストの客待ちの若者達が競って客引きをしており、中には法外な料金を請求する者もいるようです。

 

町は潤い、建築ラッシュによる、建築作業員の需要など、以前よりは少しは仕事を得る機会が増えているのかもしれませんが、私が知る限り、地元の大学を出ても、相変わらず、地元のスーパーマーケットやマクドナルドなどに就職するのさえ難しい状況は続いているように思えます。

 

町が繫栄して、地元で就職する機会が増えるのは、望ましい事ですが、昔の田舎町の素朴な人々の気持ちは失わないで欲しいと願っています。

 

今日はここまでにします。

 

許可なく写真の複写転用は禁止です