コミュニケーションの大切さについては今までにも何回もブログにも書いてきましたが、難しさについては触れてきませんでした。
その難しさについて痛感している、今日この頃です。
コミュニケーションは言うまでもなく家族であれ、初めて会う人であれ大人であれ子供であれ相手がある事であり、一方的に話すのではなくお互いの考え方などを話し合い、互いの理解を深める事ではないかと思っています。
当然の事ながら、意見や考え方が食い違ったり、時には大きな誤解を与えてしまう事もある訳です。
ともすれば家族や友人等⋯嗚呼あの事について誤解しているな! 本当の事を知らないな!⋯と気付いても日常の忙しさや、やらねばならない事に忙殺されて、そのまま放置してしまう事がある様に思います。
私自身、反省を込めて大事だと思われる事については絶対にそのまま放置せずに、気付いた時点で、出来るだけ速やかに誤解の解消に努力する事が必要だと、今は思っています。
ただ一旦誤解をして、信じ切っている事について、コミュニケーションをとって誤解を解決するには、充分な準備と粘り強さと時間が掛かる様に思えます。
何時でもコミュニケーションが取れる様な状況ならば、それ程難しい事ではないと思いますし、今の様なインターネットの時代、それらを駆使できる人にとっては、遠く離れていようが、仕事が忙がしかろうが、コミュニケーションをとる方法は幾らでもあるのかもしれません。
ただ私の様なアナログ人間にとっては、その様な方法は難しい事です。
直接、対面でのコミュニケーションこそが唯一の手段と思い長い間、誤解の解消などについてそのまま放置してきました。
今でも私にとってのベストのコミュニケーションの方法はメールやビデオ通話ではなく対面でのコミュニケーションです。(今は難聴ですので特にそうです)
昨日は現在の私の生活の中で大きなウエイトを占めているダイビングに関して、私がボランティアをしているダイビングショップのオーナーと話をしました。
既に19年間の間、私はこのダイビングショップで日本語通訳のボランティアスタッフをしています。
日本語通訳のボランティアスタッフなので、一緒にダイビングをする必要はないのですが、私の方が世界中のダイバーと一緒にダイビングをする魅力に取りつかれて、今迄ダイビングを続けてきた訳です。
いったんは、同じ年の同僚の女性のダイブマスターと70歳になったら、現役を引退すると考えていたのが、間もなく78歳の現在まで続いています。
以前より、自分自身で30㎏近いタンク等のダイビング機材を他のスタッフと同様にボート迄運ぶ事が出来なくなったら、スタッフとしてのダイビングは辞めようと考えて来ました。
ただ最近になり、ボランティアスタッフだからこそ、世界中のダイバーとコミュニケーションが出来ると思うようになりました。
ただ現実に、間もなく78歳になる私にとって、ダイビング機材をボート迄運ぶ事はかなり体にとって負担に感じられ、実際にダイビング後の疲労の回復は以前に比べて遥かに長くかかるようになっていました。
昨日、単刀直入に彼に私の思いを伝えて、ダイビング器材のボート迄の運搬を他のスタッフに頼む事と今迄通り、ボランティアスタッフを続けていいかとの確認を求めました。
彼はニッコリ笑って⋯No problem-と言って、私と握手をして直ぐにスタッフに、次回より私のダイビング器材を運ぶように指示をしてくれました。
水中でのダイビングそのものは、まだ充分に出来ると自分では思っていますが、明日にも出来なくなる事は毎回覚悟しています。
今暫くの間、スタッフとして、世界中のダイバーとダイビングが出来る事を感謝しつつ、これからの一本一本のダイビングを楽しみたいと思っています。
今日は早速ドイツのレギュラーゲストのメンバーと昨年急死したドイツ人のインストラクターの水中に埋設したメモリアルプレートに行ってきました。
今日はここまでにします。
下の写真は今日の水中での写真です。 私の水中カメラが壊れてしまったのでオーナーに頼みダイビングショップのカメラを借りて撮りました。 久しぶりの水中写真です。
彼はビールが大好きでした。
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