私は30代の初めに、会社の同期入社の旅行で、初めての海外旅行を経験して、英会話の必要性に目覚めて、仕事の合間を縫ってYMCAに2年間通ったものの、元々の基礎単語、熟語、文法等の基礎知識の欠如から、殆ど周りの一緒に始めた人達のレベルについていけずにYMCAを辞めて次いで外国人による個人レッスンを受けましたが、全く進展がないまま、これも頓挫してしまいました。

 

最終的に自分が旅行英語でいいから、少しでも英会話が話せるようになる為の自分にとっていい方法は、英語圏に旅行して単語でもいいから実践的にどんどんこちらから話しかける事と思いました

 

その為、年に数回、10日から2週間の休みを取り、一人で中年バックパッカーとして海外旅行に行き、海外で出会った外国人観光客を含めて多くの人達に兎も角、英語を使うことに専念しました。

 

私にとってはこの方法が合っていたようです。

 

とは言え、勿論、会話と言えるようなレベルではなく、単に旅行単語の羅列状態にて、幼稚園児レベル以下の英語力でした。

 

それでも少しでも意思の疎通ができるようになった喜びは大きく、自分の新しい世界が広がった気持ちになりました。

 

23年前にモアルボアルの町に移住して、一人で生活を始めた時点での私の英語力は、相変わらず現地の幼稚園レベルのものでしたが、それまでの海外旅行で度胸がついたのか、日常生活には、それ程支障はありませんでした。

 

丁度この頃、セブ市での英語留学の為の英語学校の開設がブームとなっており、日本人経営の英語学校も開設されるようになって来ました。

 

私も一時期、入学を検討しましたがタイミングを失って、そのままになってしまいました。(この時に2~3ヶ月でも、集中して英語漬けになっていれば、今、少しはヒアリング能力がついていたかも知れません)

 

当時、外国人同士の会話は、ほぼ100%全く判りませんでしたし、ダイビングショップでのスタッフの外国人との1対1のゆっくりの会話でも30%位しか理解できませんでした。

 

勿論、英語の映画やニュース等殆ど判りませんでした。

 

残念ながら現在でも、英語に対する私の理解力は、その後の努力にも拘わらず、当時の状況から殆ど変わっておりません。

 

但し不思議な事に現在14歳の娘との会話は、ほぼ80%近く理解できています。

 

私は20年以上前から左の耳が難聴気味にて、ヒアリング能力が低いのはそのせいではないかと思っていましたが違うようです。

 

先週、私がボランティアをしているダイビングショップの2人の外国人スタッフの会話を、自分の現在のヒアリング能力を試すつもりで、補聴器をつけて直ぐ隣で聴いてみましたが、ほぼ100%近く全く判らず、大きなショックを受けました。

 

今迄、個別に必要があり話をした時は、何とか意思の疎通ができていたと思っていましたが、改めて、今回、自分の英語力の現状を認識させられました。

 

やはり、英語など語学のマスターには、出来るだけ若い時から取り組む事が必要なのかなと思っています。

 

下の写真は今日、娘の私立学校であったクイズと料理等のイベントの写真です。

 

 

今日はここまでにします

 

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