ここフィリピンでは、一般の女性にとって職を得る選択の1つがヘルパーです。  男性も同じです。

通いと住み込みがありますが、通いは多くの場合主婦の方で、住み込みは未婚の女性が多いと思います。

 

私は今までに、単身の時、世帯を持ってからと多くのヘルパーを見てきましたが住み込みの場合、給料が安くとも3食の食事代やヘルパーのための日用品など、かなりの出費があります。

 

また通いの場合でも、基本的には3食の食事代が必要です。

 

私の場合は世帯を持ってからは、ヘルパーはすべて親類縁者から採用しため費用の点では普通よりもかなり安くなっています。

 

確か10年前くらい前は住み込みで4000ペソ位だったと思いますが、現在は6000ペソから8000ペソくらいではないかと思います。  今度、確認してみます。

 

因みに現在は大工の日当が1日600ペソ、大工のヘルパーが1日400ペソです。

 

フィリピンでは容易にヘルパーを雇うことが出来ますが、セキュリティの点では雇用する際に十分に注意する必要があります。

 

またガス器具、マイクロウエーブ、洗濯機等使ったことがないことが多く、はじめにしっかりと使い方を教える必要があります。

 

それもしっかり覚えるまで通常は1週間以上かかると思います。

一般的に日本の方と違い全てのことについて覚えるまでに時間がかかるように思います。

器具類だけでなく、掃除や料理など全てを教える必要があります。

 

但し既に外国人の家でヘルパーを経験している場合は別です。

 

いずれにしてもフィリピンで、良いヘルパーを見つけるのは容易ではないと思いますが、見つけられたら、自分と家族の自由時間が増えるのは確かです。

 

我が家では現在、通いで2人のヘルパーを雇っていますが、1人は高校生の時から、土曜日と日曜日にヘルパーをしていました。

 

   現在は地元の大学に通っていて日曜日だけ来ています。 彼女のことは小学生時代からよく知っている子です。

 

今一人は身内で、約3年前に試験的に雇いましたが、現在では歴代のヘルパーの中では抜きん出て、ヘルパーの仕事をマスターしています。

 

掃除、洗濯、料理を厳しく教えてきましたが、そのほとんどを現在はほぼマスターしています。

私は自分で言うのも変ですが、親類ですので本人達の将来の為にも、厳しく指導しています。

 

給料は相場よりもけた外れに安いです。 大体朝7時から夜7時まで、途中昼食後3時間位の休憩がありますが、1日100ペソです。

 

本人達の許可を得て下に写真を載せます。

 

 

 

 

 

下の写真は上の写真の大学生の弟で、公立のシニアーハイスクールに通っていて、現在、我が家の居候です。 朝の5時半に学校に行きお昼の12時過ぎに戻ってきます。

彼のことも子供の時から、よく知っています。

 

我が家の敷地の1画にある叔父の家に寝泊まりしています。

無給ですが、学校から帰ってきたら、庭の手入れ等色々やっています。

 

彼が居候を始めても、家族からは私には何の連絡も、説明もありませんでした。

彼の姉が高校生で家のヘルパーを始めた時も同じです。

 

これが以前のブログで書いたようにフィリピン流のやり方であり風習、文化です。

彼らの場合は親類に対する我が家の援助の1つでもあります。

また我が家にとっても、彼等はとても役に立つています。

 

 

 

 

今回は昨日に引き続きフィリピンに移住を考えられている方へのアドバイスを1つ書きます。

 

フィリピンでアパートや家を借りる時は、少し高くとも出来れば外国人がオーナーの物件を借りることをお勧めします。

 

理由は外国人がオーナーの場合は屋根の雨漏り修理や下水道の不具合等直ぐに適切に、オーナー側で対処してくれますが、フィリピン人のオーナーの場合は、基本的に入居後の色々な不具合は、全て入居者が対処する必要があります。

 

その為、思いもかけぬ出費が必要となることがあります。

 

 

 

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