自然と
足が向かったさきは
15年前の景色だった

なにも成長してないじゃないか
この15年なにをしてきたのだ
と立ち上がれなくなった

過ぎてゆく時間に
容姿が乱れ
肉体が崩壊しているだけである

たいした苦しみや悲しみを知らず
大きな声で笑い歩く若かかりし
自分に触れ
気がふれた

しかし
無知で未熟な若さではあるけれども
戻りたいと切に胸に感じてしまった

あの若さがあれば
きっと…



月日ほど
残酷なものは
ないのだろう