残されたメッセージは
時を忘れさせる

その言葉だけは
一つも色あせなく
残り続ける

いたずらに過ぎてゆく日々に
焦りなどを感じてしまい
ただ
老いと言うものを
受け入れるしかない

時を止める手段が
こんなにも近くにあったとは

それは
写真でもメールでもなく
あの時の香りも
共に連れて来る
優しい筆跡だった