誰もが皆 大切なものを
大事にしまう

恋もまたいっしょで
出会った時のドキドキを
心のアルバムにはさみこむ

あまりに大切にしまうから
やがて
何処にしまったのかも
わからなくなる始末さ

確かに手の中にあったのに
思い出としか
存在しないものになる

そして
いずれ忘れるのさ

あんなに欲しくてたまらなかったのに
その存在さえも

そこから人はまた
ひとりでは生きていけないと
新しいものを欲し始める

決して悪いことではない

人間社会の循環として当たり前であって
無くてはならない感情だから

ただ
決して無くしたり
思い出にできない
かたちがあるのなら
触れてみたいだけなのさ