柴田侑宏先生がお亡くなりになりました。
とうとうお別れの日が来てしまいました。
初舞台「紅はこべ」からお世話になり、
星組では
「小さな花がひらいた」
「エーゲ海のブルース」
「アルジェの男」
「紫子」
「哀しみのコルドバ」
「炎のボレロ」
素敵な作品の中で、
忘れられない魅力的な女性を
沢山描いて下さいました。
梅、おりつ、ナタリー、エリザベート、
サビーヌ、舞鶴姫、
アンフェリータ、カテリーナ、
どの女性も大好きでした。
先生が生み出す女性は、
教えられることが多くて、
未熟な私を少しずつ
成長させてくださいました。
繊細な演出、
言葉を届ける大切さ、
間合い、
呼吸、
目の使い方、
歩き方……
本当に。
本当に。
丁寧にご指導頂きました。
芝居の面白さを教えて頂きました。
先生の生み出した言葉の数々を、
これからも大切に
皆様にお伝えできるよう頑張ります。
天国から宝塚を見守っていて下さい。
どうぞやすらかに。
心よりご冥福をお祈りいたします。
先生、有難うございました。
南風 舞