施設に入らず「自宅」を終の住処にする方法 | どくしょのじかん

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大好きな場所で大好きな本を。







私、老後は

平屋で一人暮らしを

を夢見ていますニヤニヤ



そんな私に

まだちょっと早いけど

良さそうな本を見つけたー

と思いました


これから新しい所に住むのなら

終の住処を意識した方が

良さそうかなっと。


読んでみると

理想の終の住処の間取りとかイメージとか

家そのもののお話しは

第4章以降にまとめてありますが

いわゆる老人ホーム等施設の種類や実態

現在の福祉サービスの話をふまえ

建築士である著者が

介護施設の施設長や

家族の介護という体験をもとに

「自宅こそが終の住処にふさわしい」論を

展開していく内容です。



自分の終の住処のために買ったのですが

親の介護が先だよねそうだよね 

思惑とちょっぴり異なる本を片手に

現実を知る私でした滝汗







理想の終の住処は京都の老舗旅館風


部屋の柔らかさや暖かみ、時に音の環境の

リラックス効果が高い。

畳を歩くときや襖を開け閉めする時の

柔らかな丸みのある音に

気持ちが緩む。

施設や病院の角張った固い空間は

緊張感や行動の貧しさに繋がり、

それによる音環境はストレスになる。

(認知症等の悪化)



確かに。

自宅が京都の老舗旅館風ではないにせよ

自宅で過ごしていれば

慣れた生活音や家族の声が

リラックス効果のある

良い刺激になり

穏やかに過ごすことができそうですね。



ケアマネ選びは慎重に


こちらの希望を汲んでくれる、

相性の良いケアマネさんを見つけたい。

在宅医もケアマネさんを通して

決めるのが確実。

ケアマネも在宅医も、一度決めると

変更が難しいらしいので

はじめの一歩は気合を入れたいところ。



トイレのドアは外す


自宅介護で悩ましい問題。

介護する側される側が使いづらいなら

ネジをゆるめてドアとっちゃえ!!

お客様がくるなら

ロールカーテンつければ良し!


確かに、

トイレをそこまで改装しなくても

ドアがなければ解決することもある。

もちろん、困ることもあると思いますが、

(音が気になりますよね。。)

試してみたいアイデアではあります。



他には

自宅を終の住処にできない場合の

施設選びのポイントや


自宅で介護をするなら

レンタルで

家中に手すりを!


など


役立つ知識を得ました。



最後に著者は

「自宅」を終の住処にするために

大切なことを述べていて

私も

そこが大事で難しいのよねー

と思ったのですが

結局は

日頃のコミュニケーションが

うまくいっていないと

このような素敵なプランは

実現しないのです。




皆様、嫁は大切に。。。

なーんちゃってニヤニヤ


老後のために

日頃優しくしておこう。

なんて考えていたら、

然るべき時期が来た時には

(来る前にでも)

思いっきりバレますよニヤニヤ


家族だからずっと一緒。

何があっても大丈夫だよねって

もうそんな時代ではないのです。




今回の内容は

真摯に人間やコミュニケーションと

向き合ってきた人にのみ与えられる


理想的な最期


のお話かな?

って感じました。



お読みくださり

ありがとうございました。