カトリックの国では、カレンダーを見ると毎日その日の守護聖人が書いてあるが、同じように、それぞれの町にも守護聖人がいる。
ミラノは聖アンブロージョ、ベネチアに聖マルコ、フィレンツェは聖ジョバンニ.バッティスタでローマが聖ピエトロとパオロ、そしてナポリは聖ジェンナーロ、、、というように。
ミラノの場合、12月7日が聖アンブロージョの日で、その日はミラノのみ祝日になる。また、スカラ座のオペラ.シーズンが幕を開けるのもこの日である。
私の暮らす町では、10月初旬に聖人のお祭りがあり、その日をはさんだ前後には様々な催し物もある。
この間の日曜日には、パリオという、町の住民たちが中世の衣装に身を包んで街中を練り歩き、お城で競技やゲームに興じるといった行事があった。 (その2に続く)
空はすっかり秋の雲
*写真が横になっちゃってごめんなさい。




