お暑うございます
今日までお盆休みの方も
多いのではないでしょうか
ということで(←?)
UP出来ずにいた先月のことなど

202207松竹座-祇園

早くも再演が決まった
鴈治郎G&幸四郎K★祇園恋づくし
おめでとうございます!
って、まずはそこじゃない
いまさらですが
七月松竹座、無事の千穐楽
おめでとう!ございます
そして八月歌舞伎座、まずは初日開け
中盤差し掛かり、おめでとう!
あぁだけど、、、無事に

兎に角こんな早くに再演になろうとは
想定外もいいところ(笑)
七月松竹座でG&Kコンビ初演する前に
演目が演目だけに
十月演目に決まってたとは思えず
評判となってから急遽差替えなのか?
松竹座サイズでこその
おもしろさアットホームさ、
観客の大多数が上方勢で
その見守る中での上方もの、
それらが上手く噛み合った芝居でも
あったと思うので
お江戸サイズにアウェイな客席、
どうなりますことか。。。

歌舞伎座始め、軒並み公演中止が
相次ぐ中での七月松竹座千穐楽は
奇跡の積み重ねなんだと
客席配置も役者さんの部またぎも
もとに近づきつつある中での
感○状況の逆戻り油断は禁物です
けれど、楽日終演後におきた
カーテンコールもまた奇跡
鳴り止まない拍手、終演の場内放送、
鳴り止まない拍手、順番退場の場内放送、
それでも止まない拍手、
その時刻、座頭は既に不在なので
カテコは無いはず(基本座頭采配が要かと)で
けれどカテコがあったのは
観客の拍手(祇園恋づくしに対する
称賛は勿論の事、こんな状況下で
千穐楽を迎えられた喜び)の気持ちに
恐らく同じ気持ちであっただろう
役者さん方が応えて下さった、
拍手に後押しもされたのだと思います

202207松竹座-幟

カテコは想定外で幕内は
既にバラシにかかってたらしく
幕が閉まったままでしたが
鴈治郎さんが上手から現れ
手招きされ、恐縮しまくりの幸四郎さん
二人ともマイク無しで場内も高揚
なので あまりよく聞き取れなかったけど

鴈治郎さん
他劇場が困難に陥った中、松竹座は
無事の千穐楽、嬉しく思う

幸四郎さん
(遠慮すると言わんばかりに後退りつつ)
松竹座は歌舞伎はひと月だけど
一年通して開けたいのが松竹座さんの思い
自分もそういう気概を持って勤めてる

そのあと手招きで
勘九郎、壱太郎、虎之介、隼人の面々が
わちゃわゃちと挨拶は無し(敬称略)
鴈治郎さんの音頭で客席と共に大阪締め
(好きなのよねこれ)
打ちましょヨイヨイ~♪
全公演終了の清々しさと
なんとも言えない幸せな空気が
松竹座に溢れました

7月はリアル祇園祭でテレビ等で
山鉾巡行を目にすることも多く
男前な留五郎さんは
明日お江戸へ帰るのね
なんて現実と架空が交錯するなど(笑)
やはり季節感ある演目は良いですね

幸四郎@留さんの立廻りでキマッタ時
丁稚の幸一郎くん「よっ!高麗屋!」
幸四郎さんキメ顔しながらフフん♪
って感じで「気持ちいいねぇ」
こういう工夫もうれしいな
大向こうな雰囲気が客席で味わえるもの

そうそう染香登場時のジワ
初日は、えっ?!誰?幸四郎?(キレイ)
だったのが、
楽日辺りは(リピーター多いのもある)
染香の所業(笑)や
見た目と裏腹な強かさを知ってか
クスクス笑いがね(笑)
そんな客席の反応の違いも
日々幸四郎さんも
楽しまれてたんじゃないかな

昼も夜も観たのですよ、けどね
想い出すのは祇園恋づくし多し(笑)
でもね浮かれ心中の籠釣瓶パロで
『宿へ帰るが嫌になった』があまりに
吉右衛門さんだったんでハッとしたり
花道の七之助さん花魁が
脳内でいつの間にかキラリーン効果音と共に
鴈治郎@鳰照太夫の微笑みに
置き換わってたり(笑)
大詰め手鎖りされてるのにメチャ嬉しそうな
(←舞台写真でイチオシ!)
太助さんの満面な笑顔に癒されたり
色々と楽しかったな
思い出は尽きません

202207松竹座-浮かれ

仁左衛門さんの復帰も喜ばしい事でした
二幕冒頭、下手から定式幕が開き始め
板付の役者が順に目に入る、、、
中央越えた辺りに仁左衛門さんが
待ってました(心の声)!と
より一層拍手が増幅
割れんばかりのとは、こういうこと
松竹座の夏歌舞伎にはやはり
仁左衛門さんがいらっしゃらないと

202207-松竹座千穐楽

202207松竹座-新聞

202207松竹座-今井弁当

九月は叔父様の追善
そして十月はまさかの歌舞伎座
幸四郎さんは大忙し
特に九月は重責です
秀山祭でもありますしね
そして気が付けば師走、なーんて
目まぐるしく時は過ぎていく

上演出来る、拝見出来る、有難さを
日々噛みしめながら。。。どうか