ご存知、本日10月25日(もう昨日)
當る亥歳 吉例顔見世興行京都
南座 恒例の まねき上げ

幸四郎さんを追っかけてるうえで
後にも先にも、まねき上げを体験出来る
それもご本人の襲名披露において
その機会は巡ってこないでしょうから
ここは行くっきゃない!

お囃子の流れる中、
総数53枚の内の大ラス1枚
坂田藤十郎 丈 の
まねき(高さ約1.8m)が上がります
これを以て、まねき上げ完了
他のは深夜の内に作業するそうです

工務店さんの連携作業で手際よく
上げられた藤十郎丈のまねき
53枚が並び揃った南座を見上げると
それはそれは圧巻でした
松本幸四郎 のまねきは 正面中央
今年のお正月に始まった #襲名披露 も
大劇場では、この南座で一応の幕
なんだかとても感慨深い瞬間でもありました

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でもお写真に収めるの結構大変
フレーム内に仁左衛門さん入れると
白鸚さん左團次さん入らない
白鸚さん入れると仁左衛門さんがぁ(笑)
向かいの道路からなら、まだね
それでもバスなど往来が激しいので
結構邪魔になるものも(笑)

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そうこうするう内、まねき上げの
足場も素早く撤去され
南座支配人、副支配人さんによる
塩撒きの儀
続いて私たち参加者も含め
まねきを清め、公演の成功
迎える亥年の健康多幸を祈願する
とのことで、撒かれた清め塩を
アタマから沢山浴びる(笑)という
ありがた~い行事でした

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松竹の方のご挨拶に続いて
大きな拍手と
高麗屋!十代目!と
大向うに迎えられ
いよいよ幸四郎さんのご登場!
勿論、紋付き袴姿です
今さら言いますけど、
やっぱ、いい男です~(笑)

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歌舞伎発祥の地において
襲名披露が出来ますこと
新開場の最初の興行で
三代で舞台に立つことが出来ること
本当に幸せに思っております
閉場している間はとても長く感じ
前を通るたびに真っ暗で
とても寂しく思っておりました
また南座に灯が点りましたので
これが永遠に点り続けるよう
わたくしも勤めてまいります
本日はどうもありがとうございました

と大体こんな感じのご挨拶でした

最後は松竹関西演劇室長さん音頭で
三代の襲名披露の成功の祈念
高麗屋一門の益々の弥栄
南座のこれからの発展
参集の皆様の健康健勝を
一本締めを以て〆ることとなり
まねき上げの行事が無事終了となりました

勿論、初めての経験でしたけど
古式ゆかしい、っていいものですね
青空のもと、そばには
幸四郎さんがいるから、
ですけどね(笑)

あっそうそう、このお写真
乍憚口上、はばかりながら、
と読みます
公演演目を読み込んだ
素敵な口上なので、拡大して読んでみてね

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ここで行事はお開きになったのですが
が、が、が~
ここからあとはまた明日!