氷艶ロス ってる続きブログを
あげようとしてたのですが
本日(もう昨日だけど)は歌舞伎座初日です
ってことは、
納涼歌舞伎の演目発表の日!


    ※以下敬称略

八月納涼歌舞伎
歌舞伎座

平成29年8月9日(水)~27(日)

【第一部】午前11時~

長谷川 伸 作
石川耕士 演出

一、刺青奇偶
  ~いれずみちょうはん


半太郎  中 車
お 仲  七之助
鮫の政五郎  染五郎


 上 玉兎~たまうさぎ
二、下 団子売~だんごうり

〈玉兎〉勘太郎

〈団子売〉
  お福 猿之助
  杵造 勘九郎



【第二部】午後2時15分~

初世坂東好太郎三十七回忌
二世坂東吉 弥十三回忌 追善狂言
岡本綺堂 作
市川猿翁 監修

一、修禅寺物語
  ~しゅぜんじものがたり

夜叉王   彌十郎
姉娘桂   猿之助
源頼家   勘九郎
春 彦   巳之助
妹娘楓   新 悟
下田五郎  萬太郎
金窪兵衛  亀 蔵
修禅寺の僧  秀 調


十返舎一九 原作より
杉原邦生 構成
戸部和久 脚本
市川猿之助 脚本・演出

二、東海道中膝栗毛
歌舞伎座捕物帖
 弥次郎兵衛、喜多八 宙乗り相勤め申し候


弥次郎兵衛 染五郎
喜多八   猿之助


【第三部】午後6時30分~

野田秀樹 作・演出
野田版 桜の森の満開の下
   ~さくらのもりのまんかいのした


耳男    勘九郎
オオアマ  染五郎
夜長姫   七之助
早寝姫   梅 枝
マナコ   猿 弥
赤名人   亀 蔵
エンマ   彌十郎
ヒダの王   扇 雀


≪料金≫
1等席 15,000円
2等席 11,000円
3階A席 5,000円
3階B席 3,000円
1階桟敷席 17,000円



まず注目は昨年の
奇想天外!お伊勢参りなのにラスベガス?!
東海道中膝栗毛 に続いての弥次喜多続編

東海道中膝栗毛
歌舞伎座捕物帖
 弥次郎兵衛、喜多八 宙乗り相勤め申し候


昨年、大詰めで弥次喜多ともに
花火で打ち上げられたのも記憶に新しい
 ※前作を観れなかった方は
 本日公開のシネマ歌舞伎で要チェック!
打ち上げられたからには
どこかへ着地しないとね、と sei
染五郎さんは悪戯っ子のように むふ
5月のトークでもおっしゃてましたが(笑)
今年は見事、歌舞伎座に着地とな ウインク
本舞台とは限りません
奈落の底だったり←えっ?!ええ!!
歌舞伎座の怪人ってか(笑)
いえ私の勝手な妄想です、はい(笑)オホホ
どうなることやら楽しみにいたしましょ
そして今回もやっぱり猿之助さんと
宙乗りDEランデブー(笑)ハート
つい10日ほど前までは
同じ澤瀉一門の岩長ちゃんこと笑也さんと
ランデブーしてたのに(笑)浮気者め(笑)!

弥次喜多で、とはおっしゃってませんが
染五郎さん歌舞伎で捕物帖をやりたい!
と以前からおっしゃってましたよ
今回脚本に猿之助さんのお名前もあるし
お二人の仲ですから すき
その辺は反映されてるのかなと思ったりも


次に~えっと~
真夏の朝一から晴れハンカチ必須ですか
刺青奇偶 あらすじだけでも泣けてくるよアハハ‥
何気に染五郎さん、中車さんと初共演だっけかダッシュダッシュ


そしてそして知る人ぞ知る
野田版・桜の森の満開の下桜桜

野田さんと勘三郎さん(←勘九郎時代から)による
野田版歌舞伎の足跡はペタ ↓あってる?
2001年8月・研辰の討たれ★
2003年8月・鼠小僧
(↑ちなみに同月演舞場では染五郎さんによる
劇団☆新感線の阿修羅城の瞳をやってたよ)
2005年5月・襲名披露での研辰の再演★
2008年8月・愛陀姫
2009年12月・鼠小僧の再演★

  ★印は染五郎さんご出演

桜の森に関しては
2004~06年くらいだったかな?
毎年噂が出ては今年はかかるか?!
と待っていた頃が懐かしく
当時、配役を友人と妄想したものです(笑)
そうするうちに勘三郎さんが亡くなり
もう野田版歌舞伎はないかと思っておりました
たぶん、野田さんは現勘九郎さんが
上演出来るようになるのを待っていたのかもですね
染五郎さんにとっても
これからの役者の道を考える、
そんなきっかけになった大切な作品

ということで(←どういうこと(笑))
わたしの中では この
野田さんの 贋作/桜の森の満開の下
演劇として実はハードルの位置が高い
なぜなら 耳男は 堤さん
& 夜長姫は 深津ちゃん のまま
2001年から 時は流れている
いえ、その時の強烈な印象で
止まっている、のです星

夢の遊眠社世代ではないので
私が拝見したのは2001年6月
再再演にあたる
野田地図/新国立劇場中劇場でした

耳男  堤真一
夜長姫  深津絵里
マナコ  古田新太
早寝姫/鬼女/桃太郎 京野ことみ
オオアマ  入江雅人
ヒダの王  野田秀樹
エンマ/エンマロ/鬼 大倉孝二
赤名人/アカマロ/鬼 荒川良々 
ほか

美術は堀尾さん、衣裳はひびのさんでした
美術や衣裳は今回続投かなと

今回は、これ以来の上演で
再再再演にあたります
歌舞伎版は遊眠社版か野田地図版
どちら寄りになるのか
はたまた全く違う手法なのかは
開けてみないとわかりませぬ
なにせ今回は 贋作
っていうのが付いてませんから


染五郎さん昨年の復活に続き
続投となる納涼へのご出演
これもご本人の歌舞伎愛♡
そうさせるのですけれどね
納涼は楽しいけれど
7月は松竹座で昼/団七からの夜/三五郎
9月は大切な秀山祭が控えてる
8月くらいは休もうよsweat*sweat*
とファンの本音がチラリアハハ‥
とはいえ、あきらめてます(笑)
だって染五郎さんの歌舞伎愛は
深くて大きくて温かくて
絶えることないのですもの~ うれしい

いづれにしても
お身体だけは大事になさって下さいませごあいさつ


200106贋作桜の森の満開の下

201708歌舞伎座納涼