2月初日より先になぜか演舞場で露出したsweat*
4月歌舞伎座、2日に美人にあがりました
演目については後半で書いてます

歌舞伎座初日も無事明け
犬彦さまは、ちっとやらかしたようで(笑)
中村屋特番もありましたが
まだ録画は観ておりませんです
それはさておき

四月大歌舞伎 歌舞伎座
平成29年4月2日(日)~26日(水)


1等席 18,000円
2等席 14,000円
3階A席 6,000円
3階B席 4,000円
1階桟敷席 20,000円

※以下敬称略


【昼の部】11:00~

中内蝶二 作/今井豊茂 脚本
一、醍醐の花見~だいごのはなみ

豊臣秀吉   鴈治郎
豊臣秀次   松 也
石田三成   右團次
北の政所   扇 雀


二、伊勢音頭恋寝刃
 ~いせおんどこいのねたば
 追駈け/地蔵前/二見ヶ浦/油屋/奥庭


福岡貢    染五郎
仲居万野    猿之助
料理人喜助   松 也
油屋お紺    梅 枝
今田万次郎   秀太郎


三、一谷嫩軍記
 ~いちのたにふたばぐんき
 熊谷陣屋


熊谷次郎直実  幸四郎
源義経    染五郎
藤の方    高麗蔵
熊谷妻相模  猿之助
白毫弥陀六 実は
弥平兵衛宗清  左團次


【夜の部】16:30~

近松門左衛門 作
一、傾城反魂香~けいせいはんごんこう
 土佐将監閑居の場

浮世又平 後に
 土佐又平光起  吉右衛門
女房おとく    菊之助
狩野雅楽之助  又五郎
土佐修理之助  錦之助
土佐将監    歌 六
将監北の方   東 蔵


二、桂川連理柵~かつらがわれんりのしがらみ
 帯屋


帯屋長右衛門   藤十郎
信濃屋娘お半
 /丁稚長吉   壱太郎
弟儀兵衛     染五郎
長右衛門女房お絹  扇 雀


三、奴道成寺~やっこどうじょうじ

白拍子花子
実は狂言師左近  猿之助


やっぱりこの月の染五郎さん的 楽しみは
“青江下坂” をめぐる『伊勢音頭恋寝刃』
伊勢古市の廓油屋で実際に起きた事件がモデルで
道頓堀角の芝居で初演された世話物/夏狂言の代表作
福岡貢は上方和事の二枚目ですが
元は武士というところから
強さを併せ持つ “ぴんとこな” で演じる
辛抱立役の代表的なお役

男前(染五郎さん)に妖刀を持たせ
(彼を助けるが為の偽りといえ)
恋人(梅枝さん)から
“愛想尽かし”で恥をかかされ
さらに意地悪な仲居万野(猿之助さん)に罵倒され
怒りのあまり・・・とくれば
美しすぎる大量殺人、に繋がるしかない(笑)
染五郎さんのことですから
凄惨な美しさ、が堪能できること間違いなしすきさくら

歌舞伎で主人公の為に縁切りした遊女は
事情も知らず本気で怒った主人公に殺さる、
のが常ですが 伊勢音頭は違います
刀も戻って梅枝さんとラブ×2ラブラブ
お家も再興めでたしめでたし
って大勢人斬りしちゃってるんですけど(笑)

全幕通しでかかることはほとんどなく
油屋、奥殿っていうのが多く
あとは今回みたいに その前に
追駈け/地蔵前/二見ヶ浦が付くパターン
全段だと下の写真↓↓のようになります

伊勢音頭恋寝刃

いづれは染五郎さんもなさるだろうと
1度は完全通しで観ておきたいと拝見したのが
2015年10月国立劇場/梅玉さんの貢でした
 ※写真の台本はその時のもの
でも正直、この時は全段通しでやる面白さ
というのを感じることは出来ませんでした
やっぱり油屋と奥殿だけでいいんじゃ?ってねアハハ‥
というよりも全体的にいまひと・・・
私にはしっくりこなかっただけかな
なので4月はそういう部分も含め
この狂言への興味も取り戻せたらなと思ってます
それより前には仁左衛門さんの貢、
 ↑こちらは私には どストライク当たり
 なので、言わずもがな(笑)えへえへ
あまり覚えてませんが三津五郎さんも観たはず

ちなみに油屋は万野次第、万野が悪かったら
貢やお紺がいくら頑張ってもどうしようもない、
のだそうです
  ※←以前の仁左衛門さんインタビューより
プレッシャーかけるわけじゃないけど(笑)こらこらっ
万野さん頑張って下さいね
相思相愛の方との共演ですからニヤリ
双方のファンはまたまたジェラシー(笑)?

今回、染五郎さんはどなたに教えて頂くの?
仁左衛門さん・・・かな?

4月までに台本読みなおそっとダッシュダッシュ
もちろん、役者はアテ読みで
妄想しながら、ね(笑)

201704歌舞伎座