もう
ほんとうに ほんとうに
おめでとうございます
おつかれさまでした
そして
ありがとうございました
平成28年度
(公社)全国公立文化施設協会主催
東コース
松竹大歌舞伎
27ヶ所50公演

6月30日の江戸川から始まった
東コースも本日7月31日厚木をもって
無事の千穐楽を迎えました
←もう昨日

少し過ぎちゃいましたが
普通の巡業公演より多いよね
なんて、
そんな簡単なひと言で片づけちゃいけません
通常巡業より15公演
下手すれば20公演違います
勿論数が多けりゃって訳ではなく
いかに日頃 歌舞伎に触れて頂く
機会のない地域へ出向き
歌舞伎を楽しんで頂けるか
歌舞伎に少しでも興味を持って頂けるか
座頭としての染五郎さんなりに
それを目指す為には何をどうすべきかを
日頃から歌舞伎を観ている私たちにさえ
各地で体現し示して下さった
そういう公演だったと思います
それは今回の公演での
冒頭の洋装での
ご当地ネタありのご挨拶であり

忙しい中、毎日終演後に
翌日分を収録していた幕間の
ご当地イヤホンガイドであり

そして、ほぼほぼ毎日
開催全箇所での そめいろブログ

でもあったのですよね

たまには、更新したつもりで
UPされてないのに気付いて
翌日まとめて、
なんてのも何度かありましたが(笑)
← 今日UPの鎌倉もそう

そこはもうご愛嬌です

地方に行くと
ご当地ネタはまだわかっても
方言でのご挨拶は理解不能だったり

でも、それはそれで楽しかったな
演目紹介での壱太郎くんイジリや
歌昇くんイジリも染五郎さんならでは(笑)

自分で質問出して自分で答える
そんなイヤホンガイド収録の姿を想像すると
ニヤケルやら可笑しいやら(笑)
← 隼人君のブログ

文末の“二人より☺️笑”ってのがいいよね
ホールによっては
舞台との距離感が観客との一体感を生んで
・・・なんてところもありました
歌舞伎座とは違う
なんかね、こういうのワクワクしたよ

初めての歌舞伎をこういう場所で
今回の演目立てで観れた方は幸せだな
きっと興味を持ってくれるだろうし
好きになってくれるに違いない!
なんて感じたりしたところもあります
初めての人にも
いつも観てる私たちにも
大袈裟かもしれませんが
近年稀にみるいろんな面で楽しく
脳裏に残る巡業公演でした
梅雨から初夏というより
もう酷暑になりつつある時期での
80余名を率いる地方巡業
とても大変だったと思いますが
染五郎さんにとっても
一座のみなさまにとっても
これから先、絶対に血となり肉となる・・・
そんな公演になったのでは
と切に願います


あっ最後にひとつ
スゴイ事?に気が付いちゃった
27か所50公演って
松浦のお殿様を50回演じたのですよね
それって歌舞伎座等の通常公演でいうなら
公演2ヵ月分(25日間×2)を
一度にぎゅうっと全うしたことになります
昼夜同一演目の巡業ならではですね
そういうのもあってか
初日では吉右衛門の叔父さま
まんま写しの松浦侯でしたが
ほんと、あっちもこっちもそっちも
吉右衛門さん出没だったもの(笑)

終盤にはそこに染五郎さんの
いろ が顔を出してきてたように感じます
次回、本公演で掛かる日を
心待ちに・・・


ほんとうに
ありがとうございました

※感想については以前にもUPしてるので
繰り返しになるのでココでは割愛します