・・・はっとした vol.1
           からの 続き


と話をディナーショーに戻しまして
歌舞伎役者の素養としての
楽器の演奏のお話の中で
鼓と締太鼓を取り上げ
うぐいす塚なんて懐かしいお話も

鼓は染五郎さんが大好きなものですし
お得意なこともあって
1曲演奏披露もして下さいました
あの鼓を打ってる時の姿
カッコいいんですよねハート。ハート。


染五郎さんが舞台から降りて
会場を回りながらの質問コーナーでは

染模様の階段落ちでの
帝劇SHOCK☆光一君
 VS 日生染模様☆染五郎
の負けず嫌い段数エピソードやアハハ‥

腹を割って芝居の話が出来る数少ない同年代
猿之助君(君呼びでした)と
襲名後にまだ共演していないのは
大事にとってある 温めている目論見がある
という意味らしく
そろそろ来年あたりは・・・ってな感じでしたが
本当は古典でご一緒がいいなとも思いますけど
妄想歌舞伎で来年も新作を演ります
とおっしゃってましたが
雰囲気からして どうもそれかなと
(猿之助君とは)おそらく創るものを演る
とのことでしたので さてどうなりますやら

9月の紅葉狩の山神の話に絡めて
すでに身長が148㎝を越え
子役子役した役はもう出来なくなり
そういう意味でも舞踊はしっかり踊れなくては
いけない的な金太郎君のお話も
その金太郎君、会場の末席で
ご家族と一緒にご覧になってましたよ

阿弖流為に関しては
演舞場よりも小屋がコンパクトになった分
よりバージョンアップしたものが、
濃密な芝居が、出来たのが松竹座であって
その松竹座の千穐楽をスタートとして
やっと次の歌舞伎NEXTが見えてきて
色んな枠を取り払って可能性を試したいと
おっしゃってました

かなり昔のものを持ち出して
(ハムレットとかアマデウスとか)
再演はないでしょうかとの質問もありましたが
年齢制限越えてるので(笑)ありませんと
阿修羅城の瞳に関しては
いのうえ歌舞伎としてが最高のものなので
それ以外ではないとの言及もされてました


12月国立劇場で通し狂言として
東海道四谷怪談
を出されますが
冬に四谷怪談、忠臣蔵外伝としての四谷怪談
そして伊右衛門でなくお岩様、
はもうずいぶん前から演りたいと
おっしゃってましたので演目発表時に
驚きはしませんでしたが

発表になってるお岩様、小仏小平、佐藤与茂七
大星由良之助の他にまだ1役増えるかもな発言も
染五郎さんどんだけ頑張るんだか(笑)
由良之助は早替わりでとポソっと仰ってたので
という事は、討入りで浪士の一人から由良さんへ
だったりするのかしら?と
こちらの妄想も広がります(笑)

これらの見どころや染五郎さん的な企みやら(笑)
仕掛け的なものの見直しまで
今までのものとはひと味違ったものに!
それぞれの登場人物の人生というものを
深く感じて貰えるものに!とのことですので
楽しみにしたいなと思いますぐっじょぶ

12月歌舞伎公演
『通し狂言 東海道四谷怪談』
市川染五郎が舞台の安全と成功を祈願しました

 ⇒ 国立劇場HPトピックス

染五郎が舞台の安全と成功を祈願
~12月国立劇場『東海道四谷怪談』

 ⇒ 歌舞伎on the web


他に素踊りとしてですが
早替わり※ありの三番叟を魅せて頂けたりと
 ※紋付の着物があずき色から鼠銀に
これだけ盛り沢山の雅叙園ですが

最後の最後、極め付きが
本興業でもなかなか拝見出来ない
勧進帳/武蔵坊弁慶の滝流し
を披露して下さったのも貴重な時間でした
今回は素踊りではあるけれど
弁慶の拵えはバッチリ私の頭の中にありますから(笑)
それを勝手に加味して衣裳付の滝流しとして
脳内再生も可能です(笑)


季節を意識したお料理も美味しく頂きましたし
ほんと染五郎さんとの楽しく素敵な空間と
時間だった雅叙園の夕べ
終わってみれば予定時刻を15分強
越えての盛り上がりでした

お疲れ様でした
そしてありがとうございましたうれしい



そうそう、
・・・はっとした
AGF 煎の生CMモドキ(笑)も聴けましたわ
宙に何かを求めるような眼差しで
いきなりそんな佇まいを見せられた日には
こっちがはっ、とします(笑)

CMの声って別録りが多いけど
そんな風情で録ったのかな、なんて
妄想をば(笑)

まだまだ浸透はしてないようですが
と おどけて前置きしながらも
流行語大賞を狙ってるそうです(爆)アハハ
それよりも
染五郎、染まる
の方が流行語向きじゃないか(笑)?
皆さん、これお茶じゃないですからね
珈琲ですから コーヒー珈琲

20151026雅叙園2


そして通例なら今日は
歌舞伎座/壽初春大歌舞伎
の詳細解禁日(となるはず)
妄想歌舞伎の公開2次会まで居残った方は
会場に居らした松竹の方公認の
ここだけの大きなナイショ話ということで
染五郎さんご出演的には
すでにわかってるので
まあ急ぎもしないんですけれどニヤリ
〇〇〇(どのパターンかは不明)
いわゆるご祝儀舞踊で新年の幕を明け
およそ10年ぶりとなる
〇〇〇〇〇畦〇、通称〇〇
その時は通しでしたけど
このお役、今思えばあの頃は
ちと若過ぎた感もありましたが
今なら良い塩梅に大人感も増して
こんな素敵なものはない!
ってくらいカッコいいのではえへえへステキ
どうぞご期待下さいませ