# ついに泣かぬ弁慶も
一期の涙ぞ殊勝なる
判官御手をとり給い



楽日にみせた その涙は
染五郎さん弁慶が
初日から一貫していた
気持ち そのもので

主君義経を
守るために命がけ

ただ、ただ、義経を思う
純粋な気持ちが
溢れんばかりの涙に・・・

ご本人の意識とは別に
自然とそうなったんだと思います


その気持ちを受けとめ、応える
吉右衛門さん判官義経
その差し出す手に、眼差しに
この二人の間に
流れる思いが見えるようでした

それは義経と弁慶であり
吉右衛門さんと染五郎さん
であったかもしれません



ん千回やってほしいなんて
少しも思ってなくて
ただ26回目に繋がる
それを望まれるような弁慶
そんな25回であってほしいと
今月ずっと願ってました
観るごとにそれを確信し
公演回数が一桁になると
流石に寂しさはあったけれど

今はそれより清々しいというか
やりきった感で充実~ って
私がやりきったわけじゃないえへへ…
それに(染五郎弁慶に)
また、逢えるよねって思える
何だかとっても幸せ
うれしい



25日間、お疲れさまでした
あらためて
千穐楽おめでとうございます
そして素敵な
心に残る弁慶を 勧進帳を
ありがとうございました


弁慶の第一声が
アタマの中をこだまする~
やあれ しばらく
おん待ち候へ






まだまだ書き足らないけど
とりあえずは これぎり~ (^_-)☆