その裁きがスカッと
気持ちよくキマル
細川勝元公の
めでたい~めでたい~あっぱれ
の如く 本日
明治座
五月花形歌舞伎 千穐楽

おめでとうございますクラッカー

染五郎さんに於かれては
あれだけの体力気力精神力
どれが欠けても持続出来ない
今月の出ずっぱり公演
ほんとにお疲れ様でした
というしかありません
(いえ、まだ終わってませんよ)

座頭として超花形を引っ張る事は
同世代での座頭を勤めるより
さらに大変なことだったはず
こういうケース今までなかったもの
でもそれに応えるように
歌昇さん、隼人くん、壱太郎さん
米吉クン、種之助さん、廣太郎さん
それぞれにお役に向き合い
頑張ってました
そして秀太郎さん、歌六さん、
竹三郎さん・・・をはじめとする
ベテラン勢な方々が公演全体に渡り
要所で後押しして下さいました
 

昼の部では
太郎冠者・艪清と
のほほんと大らかさを楽しみ
(むか~し のほほん茶っていう
CM出られてましたね(笑))

夜の部では
あんな染五郎さん
こんな染五郎さん
あっちから こっちから
そんなとこから(笑)
と八面六臂な活躍
どこを切っても金太郎飴、じゃなく
ご本人曰く
ほとんど僕(染五郎)!
な伊達の十役

(今だから言いますが)
実は私にとっては演目発表での
なぜ?どうして?これ?な
違和感から始まったのですが
終わってみれば楽しかったわけで・・・
(だから~まだ終わってないよsweat*)
鮮やかな早替わりに魅せられつつ
先代萩部分の物語を
しっかり堪能させて頂けたお蔭で
この演目の意味と楽しさを
そして 染五郎さんが
『あこがれ、演りたかった』
という事を おこがましいですが
私なりに少しは理解できたつもりです

染五郎さんの
政岡・仁木・道哲・・・大好きです
忠誠心と母心の狭間での
政岡の気持ちの葛藤に涙し
下界を見おろし
悠然と宙を闊歩する
仁木の宙乗りに感動
圧巻!これぞ宙乗り!
・・・言い出したらきりがない

この演目の楽しさ
しいては歌舞伎の凄さ
を伝える為に
猿翁さんが確立されたように
忠実に踏襲したと言われる
今回の伊達の十役ではありますが
(ご本人的にこういわれるのは
どうかわかりませんが↓)
踏襲しつつそうでありながらも
染五郎さんの持ち味が
出ていたものだと思います


今回の公演は筋書に並ぶ
役者さんの名前の多さ
でも解るように
その数が半端なく
(←特に伊達の十役)
もちろんそれに比例し、それ以上に
おもだかの方々
裏方さんはじめ
関わって下さった方の数も
相当なものだと思われます
多くの方々の努力と
支えがあってこその賜物
本当にありがとうございました


とにもかくにも
ラスト1回!

清吉さ~ん
あれだけ期待を持たせながら
ここまで引っ張ってやらなかった
レリーゴー音符
今日、やっちゃう(笑)?