・・・ということで
(全然まとまらなくて前記事から
丸2日以上経ってしまいましたが)
第37回俳優祭
平成26年3月27日(木)
11:30~ / 16:30~

これは昼の時間割ですけど こんな感じ

以下一部敬称略
記憶違い等はご容赦下さいませ
◆六歌仙容彩
「遍照」「文屋」「業平」「喜撰」「黒主」
~竹本連中/清元連中/長唄囃子連中
まずはこれから歌舞伎を背負って立つ
花形役者を中心に そこに
芝雀、時蔵、玉三郎 各丈が加わっての変化舞踊
曲ごとに踊り手が変わります
といっても「遍照」と「黒主」はほとんど踊りじゃない

踊りとしての見応えはやっぱり
勘九郎さんの文屋と染五郎さんの喜撰
目に華やかなのは菊之助さん/七之助さんの業平かな
勘九郎さんはふとした瞬間ますます勘三郎さんに
似てくる事が増えたような
官女とのやりとりが楽しかったね
菊・七は衣裳も豪華で雌雛・雄雛のよう
そしてタイトルの “美・坊主

もちろん染五郎さん勤める喜撰のお坊さん
花道を桜の枝を肩に背負って出てきた瞬間
ピンスポで照らされた以上にパッと輝く


な、なんですか!?
この無駄にキレイ過ぎるお坊さんは

何だかこの世の生き物じゃない感じ(笑)

そこへツルっツル頭のてっぺんから足先まで
たおやかに踊ることも加わって
とっても不思議な異次元空間に誘われるのですが
喜撰というものが こうなのかは定かでない
全ては美しすぎる事が罪なのよ(笑)
でも 時蔵@お梶にフラれるんだけど

ちなみにこの踊り今まで
三津五郎さんくらいでしか観た事ないな
◆素踊 楠公 ~長唄囃子連中
橋之助さん 又五郎さん 錦之助さん
宜生さんを芯に物語は展開するのですが
今更のことですが(座組みが違うので
橋・宜親子を観る事があまりないのもあって)
橋之助さんの芝翫さん化と宜生さんが
お母さまの寛子さんにあまりに似てる事にびっくり(汗)
3兄弟の末っ子ですが3人の中で一番歌舞伎が好き
ってのを聞いた事ありますが
なるほどなと思える所作でありました
歌昇さん 萬太郎さんを舞台の真ん中に
巳之助さん、壱太郎君、米吉君に
隼人君、種之助君、廣太郎さん 廣松君・・・
花形よりさらに若い世代が総出の素踊り
大せりから揃って上がってきた様子は壮観でした
その中には中車さんのご子息 團子ちゃんの姿も
この演目出演の中では最年少です
千之助さん、玉太郎クンと一緒に単独場面もあって
しっかりと勤められてました
その持前のキャラクターは模擬店でさらに発揮(笑)

昨年10月に染五郎さんの鏡獅子で
ご一緒して下さったので何かと気になるんだな
・・・つづく