・・・で本来の?目的である
高知の旅 vol.2 素踊り三人の会篇① です
→ 高知の旅vol.1 はこちら
(以下一部敬称略)
ごふく美馬創業十五周年記念特別公演
「素踊り三人の会」
とき:平成23年11月10日(木)
開演/PM1:30[開場:PM1:00]
ところ:高知県立美術館能楽堂


[演目]
◆長唄「松の翁」
立方/藤間勘十郎
◆河東節「弓始」
立方/尾上菊之丞
◆スペシャルトーク「三家元 藝を語る」
◆長唄「船弁慶」
静御前/
平知盛の霊 市川染五郎
源 義 経 藤間勘十郎
武蔵坊弁慶 尾上菊之丞
国立劇場でのお勤めを経て
自らは河東節の名取りでもある
ごふく美馬のご店主が主催される
伝統芸能の夕べ 地元高知で少しでも
一級の芸に触れて頂きたいと始めたそうで
今回が四回目 毎回ゲストが異なります
前半おふたりの舞踊はおいといて

いきなりトークへ・・・と逃げてみます(笑)
※染五郎さんのお話以外は・・・
かなり忘れてると思うので

今回は創業15周年ということで
特別公演と銘打ち勘十郎さん・(青楓改め)菊之丞さん
染五郎さんと豪華メンバーとなったようです
それもお三方が同じ曲でご一緒するのは本邦初公開!
各々2人ずつでのお仕事とか3人deトークなどはありましたが
(演奏以外で)一緒の曲でというのは言われてみればそうかも
会主曰く“船弁慶”を染五郎さんに!
というのは元々念頭にあり
あとはどういう形式を取るか等は一切決めてなくて
当初は歌舞伎舞踊としても考えたらしい
→ わぁ~それでもよかったのに~
でもそれだと拵えも衣裳も必要で予算もあるものね
という野暮な突っ込みは心の中で(笑)
結果的には素踊りとなったものの
(キャパ400席強)の人数で1回きりの公演の為に
このお三方を迎える事はこの上なく贅沢な事ですね
ざっと会主さんのご挨拶が終わったところで
お三方が入場し 能舞台の本舞台部分に下手から
会主・染五郎さん・勘十郎さん
菊之丞さんと床几(合引)に腰かけ
ゲストのお三方は黒紋付にモスグリーンの袴と
3人お揃いの出で立ちです
こうやって並ぶと菊之丞さんと染五郎さんが
若干お疲れ気味?に見えなくもなく
特に菊之丞さん もともとスレンダーな方ですが
折からの襲名でお疲れ?お顔が益々ちっちゃく・・・
染五郎さんは体重は戻ったとブログに書かれてましたが
まだかなり頬が痩けているように私には見えました
御髪は撫でつけ前髪も上げキリッと男前定番スタイル?
先月公演後から育ててきた(笑)?自眉が
濃くなってきた頃なのか 頬骨が出て目立つのもあり
お顔に陰影がくっきりなのも痩せて見える原因かも
あっ別に勘十郎さんがどうだっていう事ではないです(笑)
3人の中では勘十郎さんが一番お若いですしね
美馬さんが進行役でトークstart
染五郎さん今回で高知は6回目
美馬さんとの関係もありますが
坂本竜馬を演じる機会があり どうしても
土佐に行きたくて行ったのが一番最初だったと
桂浜や所縁の地を巡り龍馬と同じ目線で海をみたり・・・
プライベートで旅行はほとんどないけれど
その中でも高知はダントツで なぜか吸い寄せられると
そしてここでお約束の(笑)?
お母様が博多出身なので博多は第2の故郷だけれど
ここ高知は第3の故郷と言ってもいい!と豪語(笑)
→ 一体いくつ故郷があるんだか染五郎さん

勘十郎さんは四国には何度か来ているけれど
高知は初で美馬さんとのお仕事も今回がお初
前回第3回のゲストも勤められた菊之丞さん
襲名後の心境を尋ねられ まだ実感がなく
名前を呼ばれても無視してしまうけれど

ゆっくりと自分の名前になるようにしていきたいと
高知入りは三人三様
菊之丞さんは前日岡山から陸路で
勘十郎さんは当日朝伊丹から
染五郎さんは当日朝羽田からとバラバラ
→ ある程度東京でお稽古/打ち合わせされているので
こちらではサラッと合わせる程度なのでしょうね
三人の出逢いは誰と誰が先で何がきっかけかとの問いに
お三方とも とっても困った様子(笑)
→ もう小さい頃から知らない間に周りにいたからでしょうね
でやっぱりこういう時 助け船を出すように?
口火を切るのは染五郎さん(笑)
菊之丞さんとは鳴物の稽古で小学校くらい・・・?
勘十郎さんは・・・・・・もう居ましたよね?
って どこに居たんだよ!(笑)と突っ込みたくなりますが
なんなのこの絶妙の間(笑)これが笑いを誘うんだから~もう

高知の旅 vol.3 素踊り三人の会篇② に続く