本日(あっもう昨日)10月1日
御園座 第47回吉例顔見世
初日です おめでとうございます!

それはさておき
いや~昨日(もう一昨日)は予想以上に
テレビは染五郎祭りで楽しかった~
ほんとはリアルタイムで
鬼平犯科帳/盗賊婚礼 を途中まで見て
→ 細川の血達磨 を最初から最後まで
というコースにするつもりが
思った以上に今回 鬼平が見応えがあって
いろんな意味で楽しくて
一気にリアルで全部見ちゃいました
あれを途中で見るのをやめるわけにはいきませぬ!
吉右衛門さんは言わずもがな
でも今回は鬼の平蔵!っていう部分は顕著ではなかったけど
やっぱ渋くてかっこいい~ (よっ播磨屋!)
決して派手なお役ではないけれど
松平さんの久五郎が泣かせるよ~
鬼平さんとのやりとりも味わい深くて
そして我らが染五郎さんの
殺さず犯さず貧しいものからは盗らずな
律儀である意味品行方正な盗賊二代目弥太郎がス・テ・キ

頬かむり姿に萌え~美し~ そして声が声が・・・

鬼平さんとの最後のやりとりも

今回それぞれの心情が前面に出ているお話でしたし
又五郎さん歌六さんはもちろんのこと
至るところにあんな顔こんな顔(笑)
由次郎さんや桂三さんまで
そういう面でも何だか楽しめた今回の鬼平SPLは
大・満・足でした~



でスタジオ歌舞伎!細川の血達磨!
うんこれイケる!
・・・けど思っていた以上にね

ぶっちゃけもろ手を挙げて~まではいかず
染模様御愛御書を映像で表現する
これ正直ものすごく不安だったのですよ~
舞台での制約が映像で緩和される部分
(本火や早替わりでない二役等)はあるでしょうが
逆に時間的制約がかなり影響してるように思えて
実際舞台を観ている私たちは
本来(舞台)の物語の背景やらなんやらを
勝手に色々脳内補てんというか
それらを解った上で観てるというか・・・
その部分が物足りないというか
物語を知らなきゃ感じない事なのでしょうけれどね
けど歌舞伎を表現するひとつのカタチではあると思いますが
映像にするにはもう少し時間がほしいけど
この手法だと歌舞伎だから何でもアリ!
的なところが薄れるのも確かで
あとセットが無くてもこれに関しては
お芝居は成立するなとも思いました
※追記
セットがなくても~というのは
今回のセットが不要というのではなく
今回のようにシンプルなセットでも表現出来る
という意味合いです
まだまだいろいろ思う事があって
ザクザク書けるのですが この辺でとめておきます~
実際の舞台を観てない友人の感想を今 要請中~(笑)
舞台当時 友右衛門と数馬を日替わりキャストで~なんて
リクエスト 願望 妄想 もありましたが
今回 形は違えど念願の染@数馬も拝めましたし
前髪まだイケる?! ← そこ?

ヘタレ友右衛門も懐かしく(笑)
いろいろ萌えなところもありますし

懐かしのメロディーも(笑)

映像としてちょっと不思議な感覚も味わえました
しかしEテレ恐るべし
BLな描写 舞台より突っ込んでないか(笑)?
(というかあの時間制限の中であそこまで突っ込む?)
一応衆道ものだから そうなんですけど
それをそのまま O.A に乗せてくれるって
これも時代の流れか!?
まあなんだかんだ言っても
楽しい秋の夜長でした
