間があいてしまいました~
こう暑い  と放置気味になってしまいます
ああ~でもこれまだ初日2日目の簡単篇 サラッといきます
終盤を拝見してからでもいいかと思ったのですが
其の1 がすでに存在するので一応

【夜の部】あらすじは → コチラ
  ティンク の 覚え書き-201007松竹座看板絵左

(以下敬称略)


◆双蝶々曲輪日記
 井筒屋 / 米屋 / 難波裏 / 引窓

南与兵衛
後に南方十次兵衛 / 仁左衛門
藤屋都後に女房お早 / 孝太郎
濡髪長五郎 / 染五郎
山崎屋与五郎 / 愛之助
藤屋吾妻 / 春 猿
三原伝造 / 段治郎
平岡丹平 / 猿 弥
おせき / 吉 弥
母お幸 / 竹三郎
放駒長吉 / 翫 雀


初めて観た井筒屋~難波裏で
えっ~ そ そ そうなんですか~?
そんな簡単にそんなことやっちゃって
と孝太郎@都と春猿@吾妻の悪びれる事ない
濡れ衣着せますな企みと
大胆不敵?な指切って!行動に驚愕(笑)
番頭権九郎じゃないけれど
そんな簡単に言われても~トホホです
ホント何考えてるんだか(笑)

愛之助@与五郎と春猿@吾妻のジャラジャラぶり
いい加減にしなさい!と微笑ましく突っ込み

そして意外や
(ってとっても失礼な言い方でスミマセン)
染五郎@濡髪がこれだけハマるとは
染五郎さん 関取 想像出来ます?
友人にもウソ?!と言われましたもの
以前にもお相撲さんのお役はあります(濡髪も1度されてます)が
恰幅は?お声は?そんな心配どこ吹く風~
身体はもちろん手から脚から よ~着込んでらっしゃいます(笑)
そして よ~出ておりますお声
声フェチな私には たまらんぜよ~(ってここで土佐弁 )
外見だけでなくスゴく魅力的な濡髪さんを演じておられます
お相撲さんにしては男前過ぎます けど

そしてこれら↑はこのおふたり↓との共演という事も
かなり良い方に作用しているかと思います

仁左衛門さんの南与兵衛
正義感もあって愛嬌も備え情に深い
竹三郎さんの母お幸
なぜにそんなにおっかさんなの!ってくらい
与兵衛と濡髪のおっかさんなのですよ
(言いたいことわかりますよね?観た方は )
このおふたり もう言う事ございません
平伏させて頂きます


◆関西・歌舞伎を愛する会
結成三十周年記念
 弥栄芝居賑~道頓堀芝居前
 
太夫元仁左衛門 / 仁左衛門
丁稚智吉 / 翫 雀
団子売お臼 / 孝太郎
若旦那与兵衛 / 染五郎
団子売杵造 / 愛之助
祭りの衆弥八 / 猿 弥
後家おこう / 笑三郎
町娘お春 / 春 猿
鳶頭治郎吉 / 段治郎
芸者おうめ / 吉 弥
芝居茶屋女房 / 竹三郎
芝居茶屋主人 / 左團次


初日当日にも うれしさのあまり書きましたが
こんなところで 染五郎さんの
油の与兵衛さん~!!!
もうこのヒトコトに尽きます(笑)
あとはどうでもいいのか?ってそんなことはありませんよ
若旦那は“市川染五郎が大っきらいじゃわいな”だそうですし

太夫元の笑顔が可愛いのなんの!
愛嬌があるってこういう事なんですよね
綱豊卿がこの笑顔ですから(笑)
(笑って)目が無い仁左衛門さん結構好きです♪

初日には歌舞伎を愛する会設立にご尽力頂いた
澤村藤十郎さんのご登場というサプライズまであり
そのお姿を 言葉を 噛みしめる
仁左衛門さんと竹三郎さんが目頭を押さえられる姿に
こちらも熱いものがこみ上げてきました

手拭い撒き 今は2本 → 4本に増量され
大当り(お食事券)付きのものも含まれているとの
染五郎さんのご報告 (→ そめいろ 12) もあること
若旦那が買占め大盤振る舞いする団子(手拭い)だもの
ぜひ頂戴したいものだな~と(笑)
こればかりは企んでもその通りになるとは限りません
天のみぞ知る!


◆竜馬がゆく~風雲篇
坂本竜馬 / 染五郎
武市半平太 / 愛之助
西郷吉之助 / 猿 弥
寺田屋お登勢 / 吉 弥
おりょう / 孝太郎
吉井幸輔 / 猿三郎
三吉慎蔵 / 松次郎
岡田以蔵 / 喜之助


風雲篇に初登場 愛之助さん演ずる半平太
大将然としたお姿が凛々しゅうございました
初日は台詞をお忘れなんてハプニングもあったりね

孝太郎@おりょうさんが
湯上りの色っぽっさでは亀@おりょうには
ちょい負けるけど
お転婆具合ではなかなかどうして

猿弥さんの西郷どん
ちょい小柄ですがもうハマり過ぎ
初演時の西郷どんがちょっぴり違和感あったので
今回ドンピシャ!

お登勢さんも三吉さんも健在!
実はこのお二人と竜馬のやりとり好きなんだな~

今回キラっと光るのが以蔵です
すでに人斬りと呼ばれている頃での登場ですが
純粋に半平太を信じる姿が後々の事を考えると哀しい

はい!そしてやっぱりどうして
10時間ドラマから足かけ数えて竜馬歴7年?の染五郎さん
もうこれだけ長いお付き合いになると
観続けてる方も他の竜馬では物足りないのですよ
半平太と激しく語りあう竜馬もよろしいが
風邪っぴきのくせ月琴に浮かれ踊る竜馬も可愛い
西郷どんと一緒に?鈴虫確保も笑いを誘う
かと思えば“天がわかっちょってくれたらそれでええ”
と西郷さんに語る竜馬は熱い男ぜよ~
ほんと色んな竜馬がそこにいました
クルクル変わる表情もなんとも素敵

クライマックス大屋根が歌舞伎座に比べて
大屋根でないのも玉に瑕
しょうがないっか~

猿三郎さんところ
今月はいろいろお勉強させて頂けますが
ちょっと覗いてみては?
 → 猿三郎二輪草紙/大宴会7/21
こういうところから結束力も強くなるのでしょうね
しかし会主が宴たけなわで?携帯してどうするよ~(笑)


以上表面的サラッと簡単篇でした
再度終盤拝見しじっくり?書きたいと思います


松竹座七月大歌舞伎も
千穐楽まで1週間をきりましたが
私の夏は 松竹座は
まだまだ 終わっちょりませんきに~!!!
(って使い方あってるんだろうか? )

端々に土佐弁かぶれのティンク♪でした


  ティンク の 覚え書き-201007松竹座幟2