※文末に関連情報追記アリ
とうとう 其の3まで来てしまいました
何度か拝見したものをまとめて書くからこうなっちゃう
っていうか長過ぎ~すみません
通し狂言
染模様恩愛御書
~細川の血達磨 続きです
其の1 は → 回顧 ~染模様恩愛御書
其の2 は → 回顧 ~染模様恩愛御書 其の2
その他関連 → 清々しく…?!~初2回カテコ /染模様恩愛御書
→ 何かが起きる ~染模様恩愛御書
●敵相手露見から火事場へ(花道)
ここでの友右衛門サマ もうそれはそれは素敵でした
火事場へ向かう花道 夏祭りの団七ばりの見得
・・・あれはほんと卑怯なほどカッコイイ
と同時にとても切なくて
数馬の愛を胸に細川家への忠義を一身にただただ恩に報いるように
強い意志を秘めた眼差しで
全身全霊かけての決意をみなぎらせる その姿に・・・
花道を颯爽と翔け抜ける姿は 力強くもまさに
“ 花道を三歩で引っ込んだ ” とはこの事か!?と
最前からは斜め後方に
宝蔵へ向かうその後ろ姿に追いすがるように視線を投げかけ
花横からはそのド迫力な友右衛門を真横に見上げ
今にも一緒に花道を翔けていくが如く心をもっていかれる
そしてその友右衛門を受け止めるが為?!の花道真上では
いつもはフェイドアウトしていくお姿が
みるみるうちに迫りくるパノラマ等身大みたいな(笑)
そして身体の中を通り抜けていくような感覚
数々の見せ場!ヤマ場!!濡場?火事場!戸板場??があれど
この場面一番好きかも

この友サマを勝手に受け止めますなお席は
途中で追加したのは言うまでもありません
う~ん確か初演でも同じように
花道上のお席を追加した記憶(笑)
やってる事3年半前と変わらない私って
仕上げは?とどめは?風を切り走り来る友サマからの
D&Gのほのかな香り
いえいえ どっか~んと全身浴びるほど(笑)感じさせて頂きました
だって風を切ってこちらに向かって走ってくるのですよ
もうノックアウトでございます
この香り
恋文書き損じの場(←勝手に命名) や
4年の歳月花道手つなぎの場(これも勝手に)
などなど やはり花横が顕著でした
お咎め覚悟の詮議で 許された上
武士に取りたてられるという思わぬ展開
ここで細川候への恩は一生忘れまい
いつかはこの恩に報いようと
今まで以上に忠義心を強くはしたのでしょう
そこへお殿様のお家の一大事とくれば
友右衛門に命を惜しむ心など微塵もなかったはず
(と私は思う)
愛おしい人を残して死をも覚悟の火の海へは
普通なら?・・・と思わぬでもないけれど
身分を捨ててまでの
数馬への一途さ愛の強さをみてもわかるように
この友右衛門さん
自分の目指すところに向けるエネルギーはとんでもない
それに加え人並ならぬ確固たる意志の強さ
数馬への思いも愛なら忠義に報いようとする心も愛
(外題で≪恩愛≫と書いて≪ちゅうぎ≫と読ませてますし)
友右衛門は武士としての生き方を全うしたのだと思います
きっと数馬の愛
を得ている事からくる強さもあったでしょう
今でも南左衛門さんの語りと
染五郎さんの宝蔵へ翔けていく姿が目に浮かぶ
宝蔵炎上の場 の前に
ちょっと●日生について
日生と聞けば思い出すもの 大抵の方は
深海を思わせる?客席内ドレープ状の壁
今回はそれイコール燃える炎
みたいな
でもコレはある程度後方あるいはGC以上の階上
でないとあまり感じる事は出来ません あっ照明もね
松竹座より大きいと思っていたけれど
実は幅は狭いがタテの空間と舞台から3階奥までの奥行きがかなりのもの
松竹座ではコンパクトな分 一気に火の海
に包まれるようでしたが
今回は炎が客席後方から前方へ波が押し寄せるように進行
まさに火の海に宝蔵が飲み込まれていく
ような感覚でした
日生というハコをうまく活かした火の海演出になっていたかなと
階上からは 杜若のモチーフ
だったり
広間を思わせる畳目?だったりと
照明がいろいろ変化するのも楽しめました
●宝蔵炎上の場
でのクライマックスの友右衛門の切腹
“これが肝臓~これが腎臓~これが大腸~” と内臓を引きずり出し
とどめが “3つ合わせてかん・じん・ちょう(勧進帳)
(中略)友右衛門 相果てましてございまする~” とは初演時の話
ここでちょっとどうしても昔話(スミマセン)
これ一番最初観た時は???えっそっち方向ですか?
と思ったのも束の間
えぇいご本人がそうもっていくなら
一緒にノッちゃいますよ友右衛門様!と
共鳴出来てしまい そこから楽しくて楽しくて(笑)
ノッた者勝ちと思える自分がありがたかった
なので共に突っ走った感がすごくあったのです
(実はこれ講談に実際あった事らしいとの後日談)
緊迫なシーンであるはずの火事場で 劇場全体が
どっかんどっかん湧いちゃって
(決して笑いが起きるという意味ではありません
興奮のるつぼって感じ?!)
友右衛門を皆で応援するが如く盛り上がったせいか
その後の戸板での友右衛門の息絶えた姿に
数馬と共に号泣した思い出が・・・
30分ぐらいの間に進む場面
これがものすごい緩急というか 気持ちにメリハリというか
見せ方 魅せ方 としてスゴかったのです
今回落差という点ではちょっと低いのは否めない
これは初演を観ている者の不幸?(決して不幸ではないけれど)
ですのでお許し下さい
たぶんそのあたりの演出の違いは
なんば松竹座と日比谷日生の客層を定めた上での変更
この火事場に関して今回は王道的というか
突っ込みようがないというか
どこかで染五郎さんが 日比谷~って感じですと
訳のわからない事をおっしゃったと聞きますが
そのあたりなのかなと理解しています
しかしながら今回の火事場も
染@友右衛門の独壇場
染五郎をおいて他に誰が演れるものか~!!!
贔屓目差し引いても強く感じます
危険をもかえりみず火の海へ飛び込む友右衛門は
細川候や数馬の思い 見守る観客の思いさえもを背負っているかのよう
全ての観客の目を我が身に惹きつけ離さない
それさえエネルギーにかえてしまうような素晴らしいもの
自らが燻ぶる衣裳を身につけて
本舞台を縦横無尽に翔け巡る
ざんばら髪がこれまた色っぽい
何気に萌え~です(笑)
襲いくる火の粉 瓦礫の断片をくぐりぬけ
サスケよろしくな瓦礫から階段場への乗り移り
でんじろう先生な空気砲による煙の連射
宝蔵の頂点に達し友右衛門が御朱印を手に高く掲げた瞬間
まるで彼から光が放たれているかのように(見えた)
青白く光る閃光がその姿をクッキリ浮かび上がらせ
思わずハッと息が止まりそうに
なんだか崇高な美しさとでもいうのか
かつ神聖な雰囲気さえ受け震えがきてしまったのです
なんだったのだろうあの感じは
そして蒲田行進曲なんて目じゃない階段落ち
銀ちゃんよりカッコイイの決まってるじゃない
火事場の高揚と階段落ちの心配(余計なお世話
)でドキ
ドキ
講談では修羅場語りというそうですが
良い意味で煽り煽られ 手に汗握るとはこれまさに!!!
役者 講談 附け 大向こう
絶妙なタイミングで様々な掛け合いが相乗効果をうみ
一番の盛り上がりをみせ楽しめたのは やはり
火事場へ向かう花道から宝蔵炎上 階段落ちへの場面だったかと
染五郎さ~ん もう階段落ちしなくていいですから~
余計なお世話と言われようが(笑)心配するものですから
一生分演っちゃったでしょ?本番で37回ですもの
今でも私の中の友右衛門は まさにこんな感じ

●死に顔
戸板から眼が離せなくなかったですか?
初演時から話題の?戸板の上の友右衛門の死に顔
切腹した上での焼死
ススで汚れ焼けただれてはいるけれど
数馬の哀しみとは裏腹になぜか
とてもやさしく美しく満足気
恩愛に身を滅ぼしというよりは
数馬の愛を得て恩義に報い自らの身を昇華
させたのではと
その時の友右衛門の心情を映しているかのように
透き通るようにキレイで・・・
そのお顔が美しければ美しいほど哀しくて
思い出しながら書いているだけで
涙が出てくる・・・ハハ自分でも変だわ
でも この場面で友右衛門に添い寝したい!
などと不謹慎なバカな事を考えたり
した人 他にもいますよね~きっと(笑)
ラストはとてつもなく切ない
悲しみに暮れ幻を追い掛け彷徨う数馬が涙を誘い
花道から戻った本舞台で杜若を胸に想いを馳せるシーン
ふと現れる階上での友右衛門の姿は
数馬の心の中に生きている
友右衛門の姿そのものなんですよね きっと
これからもずっと一緒・・・
時に恋人であり 時に兄弟であるふたり
●筋書き
すごくキレイで日頃買わない方でも
即買いした方多いのでは?
新感線パンフでおなじみの
野波さんという事ですから納得もいくというもの
この筋書き 千秋楽にはこんな事になっていたそう

協力・友よ感謝
もしかして宝蔵への道を間違え
反省していた友右衛門ですから(笑)
間違えて売店に迷い込んだのかもしれませんね
●まとめ
今まで書きたい事つらつら書いてきたので
いまさらまとめもなんですが 今回の公演は
このカンパニーならではの歌舞伎ツイッターの登場や
(これがまた妄想を掻き立てられるもので(笑))
南左衛門さんからのリアルタイムのこと細かなご報告で
観てない日でさえ毎日染模様気分がとても楽しかった
ご苦労は多かったと思いますが
それもこれも 役者さん 裏方さん
舞台に関わる全ての方々の気持ちが
ひとつの方向を見据えていたからかと思います
またの機会があれば復活狂言など
このカンパニーで拝見出来たらいいな~
はぁ~まとめ終わるのに長い道のりでしたが
皆様気長にお付き合い下さりありがとうございました
これにて一件落着~


物語の全てはここから始まった?!
お・し・ま・い
追 記
この公演中(3/15)に行われた
家庭画報定期購読者限定企画
→ 市川染五郎さんを囲む会 in帝国ホテル
の様子がこそっと
UPされていますよ~
とうとう 其の3まで来てしまいました
何度か拝見したものをまとめて書くからこうなっちゃう

っていうか長過ぎ~すみません
通し狂言
染模様恩愛御書
~細川の血達磨 続きです
其の1 は → 回顧 ~染模様恩愛御書
其の2 は → 回顧 ~染模様恩愛御書 其の2
その他関連 → 清々しく…?!~初2回カテコ /染模様恩愛御書
→ 何かが起きる ~染模様恩愛御書
●敵相手露見から火事場へ(花道)
ここでの友右衛門サマ もうそれはそれは素敵でした
火事場へ向かう花道 夏祭りの団七ばりの見得
・・・あれはほんと卑怯なほどカッコイイ
と同時にとても切なくて
数馬の愛を胸に細川家への忠義を一身にただただ恩に報いるように
強い意志を秘めた眼差しで
全身全霊かけての決意をみなぎらせる その姿に・・・

花道を颯爽と翔け抜ける姿は 力強くもまさに
“ 花道を三歩で引っ込んだ ” とはこの事か!?と
最前からは斜め後方に
宝蔵へ向かうその後ろ姿に追いすがるように視線を投げかけ
花横からはそのド迫力な友右衛門を真横に見上げ
今にも一緒に花道を翔けていくが如く心をもっていかれる
そしてその友右衛門を受け止めるが為?!の花道真上では
いつもはフェイドアウトしていくお姿が
みるみるうちに迫りくるパノラマ等身大みたいな(笑)

そして身体の中を通り抜けていくような感覚
数々の見せ場!ヤマ場!!濡場?火事場!戸板場??があれど
この場面一番好きかも


この友サマを勝手に受け止めますなお席は
途中で追加したのは言うまでもありません

う~ん確か初演でも同じように
花道上のお席を追加した記憶(笑)
やってる事3年半前と変わらない私って

仕上げは?とどめは?風を切り走り来る友サマからの
D&Gのほのかな香り

いえいえ どっか~んと全身浴びるほど(笑)感じさせて頂きました
だって風を切ってこちらに向かって走ってくるのですよ
もうノックアウトでございます

この香り
恋文書き損じの場(←勝手に命名) や
4年の歳月花道手つなぎの場(これも勝手に)
などなど やはり花横が顕著でした

お咎め覚悟の詮議で 許された上
武士に取りたてられるという思わぬ展開
ここで細川候への恩は一生忘れまい
いつかはこの恩に報いようと
今まで以上に忠義心を強くはしたのでしょう
そこへお殿様のお家の一大事とくれば
友右衛門に命を惜しむ心など微塵もなかったはず
(と私は思う)
愛おしい人を残して死をも覚悟の火の海へは
普通なら?・・・と思わぬでもないけれど
身分を捨ててまでの
数馬への一途さ愛の強さをみてもわかるように
この友右衛門さん
自分の目指すところに向けるエネルギーはとんでもない

それに加え人並ならぬ確固たる意志の強さ
数馬への思いも愛なら忠義に報いようとする心も愛
(外題で≪恩愛≫と書いて≪ちゅうぎ≫と読ませてますし)
友右衛門は武士としての生き方を全うしたのだと思います
きっと数馬の愛

今でも南左衛門さんの語りと
染五郎さんの宝蔵へ翔けていく姿が目に浮かぶ
宝蔵炎上の場 の前に
ちょっと●日生について
日生と聞けば思い出すもの 大抵の方は
深海を思わせる?客席内ドレープ状の壁
今回はそれイコール燃える炎

でもコレはある程度後方あるいはGC以上の階上
でないとあまり感じる事は出来ません あっ照明もね
松竹座より大きいと思っていたけれど
実は幅は狭いがタテの空間と舞台から3階奥までの奥行きがかなりのもの
松竹座ではコンパクトな分 一気に火の海

今回は炎が客席後方から前方へ波が押し寄せるように進行
まさに火の海に宝蔵が飲み込まれていく


日生というハコをうまく活かした火の海演出になっていたかなと
階上からは 杜若のモチーフ

広間を思わせる畳目?だったりと
照明がいろいろ変化するのも楽しめました
●宝蔵炎上の場
でのクライマックスの友右衛門の切腹
“これが肝臓~これが腎臓~これが大腸~” と内臓を引きずり出し
とどめが “3つ合わせてかん・じん・ちょう(勧進帳)
(中略)友右衛門 相果てましてございまする~” とは初演時の話
ここでちょっとどうしても昔話(スミマセン)
これ一番最初観た時は???えっそっち方向ですか?
と思ったのも束の間

一緒にノッちゃいますよ友右衛門様!と
共鳴出来てしまい そこから楽しくて楽しくて(笑)
ノッた者勝ちと思える自分がありがたかった
なので共に突っ走った感がすごくあったのです
(実はこれ講談に実際あった事らしいとの後日談)
緊迫なシーンであるはずの火事場で 劇場全体が
どっかんどっかん湧いちゃって
(決して笑いが起きるという意味ではありません
興奮のるつぼって感じ?!)
友右衛門を皆で応援するが如く盛り上がったせいか
その後の戸板での友右衛門の息絶えた姿に
数馬と共に号泣した思い出が・・・

30分ぐらいの間に進む場面
これがものすごい緩急というか 気持ちにメリハリというか
見せ方 魅せ方 としてスゴかったのです
今回落差という点ではちょっと低いのは否めない
これは初演を観ている者の不幸?(決して不幸ではないけれど)
ですのでお許し下さい

たぶんそのあたりの演出の違いは
なんば松竹座と日比谷日生の客層を定めた上での変更
この火事場に関して今回は王道的というか
突っ込みようがないというか
どこかで染五郎さんが 日比谷~って感じですと
訳のわからない事をおっしゃったと聞きますが
そのあたりなのかなと理解しています
しかしながら今回の火事場も
染@友右衛門の独壇場
染五郎をおいて他に誰が演れるものか~!!!
贔屓目差し引いても強く感じます
危険をもかえりみず火の海へ飛び込む友右衛門は
細川候や数馬の思い 見守る観客の思いさえもを背負っているかのよう
全ての観客の目を我が身に惹きつけ離さない
それさえエネルギーにかえてしまうような素晴らしいもの
自らが燻ぶる衣裳を身につけて
本舞台を縦横無尽に翔け巡る
ざんばら髪がこれまた色っぽい

何気に萌え~です(笑)
襲いくる火の粉 瓦礫の断片をくぐりぬけ
サスケよろしくな瓦礫から階段場への乗り移り
でんじろう先生な空気砲による煙の連射
宝蔵の頂点に達し友右衛門が御朱印を手に高く掲げた瞬間
まるで彼から光が放たれているかのように(見えた)
青白く光る閃光がその姿をクッキリ浮かび上がらせ
思わずハッと息が止まりそうに
なんだか崇高な美しさとでもいうのか
かつ神聖な雰囲気さえ受け震えがきてしまったのです
なんだったのだろうあの感じは
そして蒲田行進曲なんて目じゃない階段落ち
銀ちゃんよりカッコイイの決まってるじゃない

火事場の高揚と階段落ちの心配(余計なお世話



講談では修羅場語りというそうですが
良い意味で煽り煽られ 手に汗握るとはこれまさに!!!
役者 講談 附け 大向こう
絶妙なタイミングで様々な掛け合いが相乗効果をうみ
一番の盛り上がりをみせ楽しめたのは やはり
火事場へ向かう花道から宝蔵炎上 階段落ちへの場面だったかと
染五郎さ~ん もう階段落ちしなくていいですから~
余計なお世話と言われようが(笑)心配するものですから
一生分演っちゃったでしょ?本番で37回ですもの
今でも私の中の友右衛門は まさにこんな感じ

●死に顔
戸板から眼が離せなくなかったですか?
初演時から話題の?戸板の上の友右衛門の死に顔
切腹した上での焼死
ススで汚れ焼けただれてはいるけれど
数馬の哀しみとは裏腹になぜか
とてもやさしく美しく満足気

恩愛に身を滅ぼしというよりは
数馬の愛を得て恩義に報い自らの身を昇華

その時の友右衛門の心情を映しているかのように
透き通るようにキレイで・・・
そのお顔が美しければ美しいほど哀しくて
思い出しながら書いているだけで
涙が出てくる・・・ハハ自分でも変だわ

でも この場面で友右衛門に添い寝したい!
などと不謹慎なバカな事を考えたり

した人 他にもいますよね~きっと(笑)
ラストはとてつもなく切ない
悲しみに暮れ幻を追い掛け彷徨う数馬が涙を誘い
花道から戻った本舞台で杜若を胸に想いを馳せるシーン
ふと現れる階上での友右衛門の姿は
数馬の心の中に生きている
友右衛門の姿そのものなんですよね きっと
これからもずっと一緒・・・
時に恋人であり 時に兄弟であるふたり
●筋書き
すごくキレイで日頃買わない方でも
即買いした方多いのでは?
新感線パンフでおなじみの
野波さんという事ですから納得もいくというもの
この筋書き 千秋楽にはこんな事になっていたそう

協力・友よ感謝
もしかして宝蔵への道を間違え
反省していた友右衛門ですから(笑)
間違えて売店に迷い込んだのかもしれませんね

●まとめ
今まで書きたい事つらつら書いてきたので
いまさらまとめもなんですが 今回の公演は
このカンパニーならではの歌舞伎ツイッターの登場や
(これがまた妄想を掻き立てられるもので(笑))
南左衛門さんからのリアルタイムのこと細かなご報告で
観てない日でさえ毎日染模様気分がとても楽しかった
ご苦労は多かったと思いますが
それもこれも 役者さん 裏方さん
舞台に関わる全ての方々の気持ちが
ひとつの方向を見据えていたからかと思います
またの機会があれば復活狂言など
このカンパニーで拝見出来たらいいな~
はぁ~まとめ終わるのに長い道のりでしたが
皆様気長にお付き合い下さりありがとうございました
これにて一件落着~



物語の全てはここから始まった?!
お・し・ま・い
追 記

この公演中(3/15)に行われた
家庭画報定期購読者限定企画
→ 市川染五郎さんを囲む会 in帝国ホテル
の様子がこそっと
