※壽初春大歌舞伎つづきです
→ 其の1 これぞ!
◆与話情浮名横櫛
~木更津海岸見染の場
~源氏店妾宅の場
切られ与三郎 染五郎
お富 福 助
鳶頭金五郎 錦之助
番頭藤八 錦 吾
蝙蝠安 彌十郎
和泉屋多左衛門 歌 六
→ あらすじ等/歌舞伎美人
≪見染の場≫
での木更津海岸お散歩
おきまりなんですが客席は沸きますね(笑)
結構な時間を費やし客席通路から花道へ
この為にとったようなお席ですもの
与三さんと金五郎が目の前をお散歩
“いい~眺めだねぇ~”
と与三郎のセリフがありますが
いえいえ こちらがいい眺めでしたよ
手が届く距離に与三さんが留まっていらしたので
ふんわりといい香りがいたしました
最初 おしろい かなと思ったのですが
どうも違う・・・香水ですね きっと
そのお役によっては香水をつけることがある
とおっしゃってた事ありますしね
羽織落としは羽織の紐が
煙草入れに引っかかりそうな日もあったけど
うまく流れるように落ちました
お散歩の帰り花道で酔っ払いに絡まれる時に
羽織の紐をほどいてもらって そこで脱げかかる
そのまま本舞台でお富に出逢って
肩がぶつかり運命の一目惚れの瞬間
が訪れる
羽織落としひとつとっても
いかに美しく魅せるかの段取りがちゃんとある
やっぱり歌舞伎ってすごい
そしてこれもお決まりですが 酔っ払いに
“おいそこの若けぇの!いい~男だねぇ~
しかし誰かに似ているなぁ
・・・市川染五郎に似てるんだ
よっ!高麗屋~!”
でひとしきり大きな拍手!
こういうところも歌舞伎ならでは ('-^*)/
遊蕩にふけっている
(↑後から出来た実子である弟に家督を譲る為)
とはいえ この見染の場では
大店のボンボンなので柔らか和事風味
はんなり品の良い染五郎さんの与三郎
花道を去っていくお富に見惚れているその姿に
見惚れてしまいました
あんな目で見つめられたいですね
見つめられたら恥ずかしいですけど
ただただぼ~っとしてる与三郎に比べれば
お富さんの方が一枚上手かな~(笑)
“いい男だね~”と言いかけたのを
“いい景色だね~”と
与三郎を絵として含めた海岸を
よい景色として例えるなんて
さすが元芸者で今も囲われてるだけあるなと
こんなところで感心?する私
※この場面でのひとりごと
お富さんそんなに表情崩さなくても・・・
“いい景色だね~”そのセリフの抑揚だけで
充分だと思うのは私だけ?
なにかと若旦那の世話を妬く鳶頭金五郎が
ズリ落ちた羽織を掛けてやろうとするも
ぼぉ~っとフラフラしている与三郎に
なかなか掛けられず
お・は・お・り!と言って掛けてやる下り
見惚れているのを金五郎に見透かされた恥ずかしさからか
“知ってるよぉ!”といって自分で羽織を掛けるも裏返し
ちょぴり拗ねたような染五郎さんのお顔が
クスッと笑いを誘う 好きな場面です

~御園座より
≪赤間別荘の場≫
与三郎,お富の逢瀬 と 切られ を見せる
ほんとはこの場があると話もすごくわかりやすいのですが
ほとんど上演されることはないような
仁左衛門丈と玉三郎丈を何年か前
で拝見した時
何をどうというのではないのに
あのお二人だったからでしょうけど
エロくてドキドキしました
みちゃイケナイ?的 覗き見というかね(笑)
この場 いつか染五郎さんの与三郎で拝見したいです
スミマセンすでに妄想入ってます
やっぱり長くなるな~
またまた続く
次回は“ 天下の二枚目(笑)?! ”について
→ 其の1 これぞ!
◆与話情浮名横櫛
~木更津海岸見染の場
~源氏店妾宅の場
切られ与三郎 染五郎
お富 福 助
鳶頭金五郎 錦之助
番頭藤八 錦 吾
蝙蝠安 彌十郎
和泉屋多左衛門 歌 六
→ あらすじ等/歌舞伎美人
≪見染の場≫
での木更津海岸お散歩
おきまりなんですが客席は沸きますね(笑)
結構な時間を費やし客席通路から花道へ
この為にとったようなお席ですもの
与三さんと金五郎が目の前をお散歩

“いい~眺めだねぇ~”
と与三郎のセリフがありますが
いえいえ こちらがいい眺めでしたよ

手が届く距離に与三さんが留まっていらしたので
ふんわりといい香りがいたしました

最初 おしろい かなと思ったのですが
どうも違う・・・香水ですね きっと
そのお役によっては香水をつけることがある
とおっしゃってた事ありますしね
羽織落としは羽織の紐が
煙草入れに引っかかりそうな日もあったけど
うまく流れるように落ちました
お散歩の帰り花道で酔っ払いに絡まれる時に
羽織の紐をほどいてもらって そこで脱げかかる
そのまま本舞台でお富に出逢って
肩がぶつかり運命の一目惚れの瞬間

羽織落としひとつとっても
いかに美しく魅せるかの段取りがちゃんとある
やっぱり歌舞伎ってすごい
そしてこれもお決まりですが 酔っ払いに
“おいそこの若けぇの!いい~男だねぇ~
しかし誰かに似ているなぁ
・・・市川染五郎に似てるんだ
よっ!高麗屋~!”
でひとしきり大きな拍手!
こういうところも歌舞伎ならでは ('-^*)/
遊蕩にふけっている
(↑後から出来た実子である弟に家督を譲る為)
とはいえ この見染の場では
大店のボンボンなので柔らか和事風味
はんなり品の良い染五郎さんの与三郎
花道を去っていくお富に見惚れているその姿に
見惚れてしまいました

あんな目で見つめられたいですね

見つめられたら恥ずかしいですけど

ただただぼ~っとしてる与三郎に比べれば
お富さんの方が一枚上手かな~(笑)
“いい男だね~”と言いかけたのを
“いい景色だね~”と
与三郎を絵として含めた海岸を
よい景色として例えるなんて
さすが元芸者で今も囲われてるだけあるなと
こんなところで感心?する私

※この場面でのひとりごと
お富さんそんなに表情崩さなくても・・・
“いい景色だね~”そのセリフの抑揚だけで
充分だと思うのは私だけ?

なにかと若旦那の世話を妬く鳶頭金五郎が
ズリ落ちた羽織を掛けてやろうとするも
ぼぉ~っとフラフラしている与三郎に
なかなか掛けられず
お・は・お・り!と言って掛けてやる下り
見惚れているのを金五郎に見透かされた恥ずかしさからか
“知ってるよぉ!”といって自分で羽織を掛けるも裏返し
ちょぴり拗ねたような染五郎さんのお顔が
クスッと笑いを誘う 好きな場面です

~御園座より
≪赤間別荘の場≫
与三郎,お富の逢瀬 と 切られ を見せる
ほんとはこの場があると話もすごくわかりやすいのですが
ほとんど上演されることはないような
仁左衛門丈と玉三郎丈を何年か前

何をどうというのではないのに
あのお二人だったからでしょうけど

エロくてドキドキしました
みちゃイケナイ?的 覗き見というかね(笑)
この場 いつか染五郎さんの与三郎で拝見したいです
スミマセンすでに妄想入ってます

やっぱり長くなるな~


次回は“ 天下の二枚目(笑)?! ”について