十二月大歌舞伎 りびんぐでっど篇 つづきです
→ りびんぐでっど篇Ⅰ
→ りびんぐでっど篇Ⅱ
そして染五郎さん/半助さん
もう1番最初に拝見した時は

→ ク○ヤは寒いよ~?! 其の1
舌先三寸で 周りを煙に巻き
しがないクサヤ売りから
はけん問屋の旦那にまでのし上がる
半助は 手がちぎれてからが
(という表現もなんですが)かなりカッコよくて!
見た目という意味だけではありません
生き様死に様 生に執着するその姿
最後の叫びなんていうのは朧のライ様彷彿
まぁライはのし上がる過程がカッコよく最後まで悪
半助はズル賢くてもどこか憎めない
悪者にはなりきれない
根は優しくていい~ヒトという違いはあれど
こういうのも染五郎さんお上手です♪
新吉を殺したのは半助だと知っていたけれど
“生きていく為には忘れるしかないじゃない”
とお葉さんは半助に言うけれど
実は半助自身も知らぬ内に
(自分では気付いてないけど)やっている事
自分がぞんびの発生だという事を
生きる為に忘れているのだと思います
新吉を最初のぞんびだと思い込む事にすり替えて
自分が自分に騙されたっていうのか!?
・・・というような悟る台詞になっていたかと
半助がそれを思い知るのが杢蓮寺お堂の場
腹を切った新吉自らが差し出す内臓に食らいつき
なりふりかまわず “うめぇ~” と
鮮血をほとばしらせながらの悲痛な呻きは
自らをぞんびだと認めざるをえない事実を
突き付けられたその瞬間 とても心が痛かった
今回七之助さんとのコンビが
あまりにもお似合いで新鮮で
それは新たな発見でもありました
ラストの永代橋での場面は一番好きかもしれません
“人間さま~~!!!”

りびんぐでっど音頭♪ に はけん節♪
アタマの中をリフレイ~ンしてましたよね?
千穐楽では手拍子も起きて とっても楽しかった!
それにしてもはけん節
染五郎さんほんと楽しそ~に弾けてらした
いろんな半助/染五郎さんが拝見出来ました
あっ?!だから七変化カメレオンなのか?
半助は舌先三寸で世の中を渡ってきたのに対して
カメレオンは舌も長いしクルクル化ける?!
染五郎さん贔屓以外で
かぶりもの半助さんの舞台写真をご覧になった方いますか?
もう最高の顔されてます
カメレオンの着ぐるみの中に
実は太郎冠者が入ってるんじゃないか?
というくらいカワイイ(笑)お顔
もう思い出すことキリがない!
12/5のお得な公演を拝見出来たのもよかったですし(笑)
→ ク○ヤは寒いよ~?! 其の2
※千穐楽にもほとんど同じ場面で
被りモノのお顔のくりから一瞬お顔がどこへ~?
な危うい場面もあったり
今考えれば 物語進行上 関係あろうがなかろうが
何気にツボだらけだった?りびんぐでっど
1回では気付かなかった点も多々
言われて そうそうって言うのがまだまだあるだろうな~
テレビ放送でもない限りひとつひとつ解明は無理そうです
そしてこの りびんぐでっど
これだけ盛りだくさんだと人によって
特化して見えてくる部分は違うでしょうが
私にとっては○○物!とⅠで伏せましたが
究極の
恋愛物 
半助さんとお葉さんの究極の愛の物語り
だから とっちらかっていただろうにも関わらず
自分が一度に全部を理解していたとは思えないけれど
一番最初に観た時から
とても切なくて胸が痛くて泣けたのだろう思います
時代物・世話物・・・いろいろあれど
恋愛物 ってくくりがあってもいいのでは?なんて
千穐楽にはカーテンコールが
夜の部では初日/楽以外にも何度かあったようですが
昼の部ではもちろん最初で最後のこと
幕が開いて役者さん方が登場し揃われたところで
確か勘三郎さんが下手舞台袖に向かって手招きをし
クドカンさんを舞台上へ
挨拶を促されたクドカンさん
“そこの4名くらいの方
スタンディングオベイションありがとうございます”
これでツカミはOK(笑)?会場は笑いの渦
そしてハニカミながら
“また観にきてください”とひとこと
この時 また書いて下さるの?歌舞伎を!と
私はとっさに理解したのですけどね
だったらいいなあ~
それで一旦幕は閉じたのですが拍手鳴り止まずで
しばらくして再び幕が~!!!そして会場全体スタオベ
今度は勘三郎さんが染五郎さんに挨拶を促し
“これは歌舞伎です!”と力強く
この言葉は
大江戸りびんぐでっど に
関わった全ての人への感謝であり
関わった全ての人への一番のねぎらいの言葉
になったのではないかしら
どんな言葉を並べるより・・・
なんだか じ~んとしちゃいました
そして染五郎さんは
ご自身にも そう声をかけて
噛みしめたのかもしれません(と勝手な想像
)
とても楽しかった りびんぐでっど
楽しめたのは染五郎さんが主役であったことは大きいけれど
えっ?! ほんとにいいの?と躊躇して
どっか~ん!と笑って
シ~ンと失笑して(笑)
???!!!とビックリして
結局ラストは切なくホロっとさせられて
・・・これが?これぞ?クドカンワールド
1/8(金)発売予定の演劇界2010年2月号は
巻頭特集・新しい歌舞伎の挑戦
『大江戸りびんぐでっど』制作の過程 です
お・し・ま・い~!!!
→ りびんぐでっど篇Ⅰ
→ りびんぐでっど篇Ⅱ
そして染五郎さん/半助さん
もう1番最初に拝見した時は


→ ク○ヤは寒いよ~?! 其の1
舌先三寸で 周りを煙に巻き
しがないクサヤ売りから
はけん問屋の旦那にまでのし上がる
半助は 手がちぎれてからが
(という表現もなんですが)かなりカッコよくて!
見た目という意味だけではありません
生き様死に様 生に執着するその姿
最後の叫びなんていうのは朧のライ様彷彿
まぁライはのし上がる過程がカッコよく最後まで悪
半助はズル賢くてもどこか憎めない
悪者にはなりきれない
根は優しくていい~ヒトという違いはあれど
こういうのも染五郎さんお上手です♪
新吉を殺したのは半助だと知っていたけれど
“生きていく為には忘れるしかないじゃない”
とお葉さんは半助に言うけれど
実は半助自身も知らぬ内に
(自分では気付いてないけど)やっている事
自分がぞんびの発生だという事を
生きる為に忘れているのだと思います
新吉を最初のぞんびだと思い込む事にすり替えて
自分が自分に騙されたっていうのか!?
・・・というような悟る台詞になっていたかと
半助がそれを思い知るのが杢蓮寺お堂の場
腹を切った新吉自らが差し出す内臓に食らいつき
なりふりかまわず “うめぇ~” と
鮮血をほとばしらせながらの悲痛な呻きは
自らをぞんびだと認めざるをえない事実を
突き付けられたその瞬間 とても心が痛かった
今回七之助さんとのコンビが
あまりにもお似合いで新鮮で
それは新たな発見でもありました
ラストの永代橋での場面は一番好きかもしれません
“人間さま~~!!!”

りびんぐでっど音頭♪ に はけん節♪
アタマの中をリフレイ~ンしてましたよね?
千穐楽では手拍子も起きて とっても楽しかった!
それにしてもはけん節
染五郎さんほんと楽しそ~に弾けてらした
いろんな半助/染五郎さんが拝見出来ました
あっ?!だから七変化カメレオンなのか?
半助は舌先三寸で世の中を渡ってきたのに対して
カメレオンは舌も長いしクルクル化ける?!
染五郎さん贔屓以外で
かぶりもの半助さんの舞台写真をご覧になった方いますか?
もう最高の顔されてます
カメレオンの着ぐるみの中に
実は太郎冠者が入ってるんじゃないか?
というくらいカワイイ(笑)お顔
もう思い出すことキリがない!
12/5のお得な公演を拝見出来たのもよかったですし(笑)
→ ク○ヤは寒いよ~?! 其の2
※千穐楽にもほとんど同じ場面で
被りモノのお顔のくりから一瞬お顔がどこへ~?
な危うい場面もあったり
今考えれば 物語進行上 関係あろうがなかろうが
何気にツボだらけだった?りびんぐでっど
1回では気付かなかった点も多々
言われて そうそうって言うのがまだまだあるだろうな~
テレビ放送でもない限りひとつひとつ解明は無理そうです
そしてこの りびんぐでっど
これだけ盛りだくさんだと人によって
特化して見えてくる部分は違うでしょうが
私にとっては○○物!とⅠで伏せましたが
究極の




半助さんとお葉さんの究極の愛の物語り
だから とっちらかっていただろうにも関わらず
自分が一度に全部を理解していたとは思えないけれど
一番最初に観た時から
とても切なくて胸が痛くて泣けたのだろう思います
時代物・世話物・・・いろいろあれど
恋愛物 ってくくりがあってもいいのでは?なんて

千穐楽にはカーテンコールが
夜の部では初日/楽以外にも何度かあったようですが
昼の部ではもちろん最初で最後のこと
幕が開いて役者さん方が登場し揃われたところで
確か勘三郎さんが下手舞台袖に向かって手招きをし
クドカンさんを舞台上へ
挨拶を促されたクドカンさん
“そこの4名くらいの方
スタンディングオベイションありがとうございます”
これでツカミはOK(笑)?会場は笑いの渦
そしてハニカミながら
“また観にきてください”とひとこと
この時 また書いて下さるの?歌舞伎を!と
私はとっさに理解したのですけどね
だったらいいなあ~
それで一旦幕は閉じたのですが拍手鳴り止まずで
しばらくして再び幕が~!!!そして会場全体スタオベ
今度は勘三郎さんが染五郎さんに挨拶を促し
“これは歌舞伎です!”と力強く
この言葉は
大江戸りびんぐでっど に
関わった全ての人への感謝であり
関わった全ての人への一番のねぎらいの言葉
になったのではないかしら
どんな言葉を並べるより・・・
なんだか じ~んとしちゃいました
そして染五郎さんは
ご自身にも そう声をかけて
噛みしめたのかもしれません(と勝手な想像

とても楽しかった りびんぐでっど
楽しめたのは染五郎さんが主役であったことは大きいけれど
えっ?! ほんとにいいの?と躊躇して
どっか~ん!と笑って
シ~ンと失笑して(笑)
???!!!とビックリして
結局ラストは切なくホロっとさせられて
・・・これが?これぞ?クドカンワールド

1/8(金)発売予定の演劇界2010年2月号は
巻頭特集・新しい歌舞伎の挑戦
『大江戸りびんぐでっど』制作の過程 です
お・し・ま・い~!!!