今月は正面玄関を素通りな歌舞伎座
でもやっぱり見て見ぬふりは
・・・無理でした!!! (^▽^;

顔見世恒例の櫓もあがっています
今年に限り11~4月閉場まで掲げるそうです

何気にカウントダウン電光掲示は
200日をとっくにきっている ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
先月は国立劇場公演だった為
歌舞伎座に参上してなかったもので (^▽^;


演舞場(昼)が因果な百両なら
歌舞伎座(夜)は五十両~!!!から始まります
両方観た方ならわかりますね (b^-゜)


歌舞伎座さよなら公演
吉例顔見世大歌舞伎
通し狂言 仮名手本忠臣蔵


テ ィ ン ク の 覚 え 書 き-0911歌舞伎座1

   → あらすじ等はコチラ歌舞伎美人で

  ※諸事情により七段目より


◆七段目
祇園一力茶屋の場

由良之助  仁左衛門
遊女お軽  福 助
赤垣源蔵  松 江
助右衛門  男女蔵
斧九太夫  錦 吾
大星力弥  門之助
平右衛門  幸四郎


由良鬼ゃまたいな・・・と
たくさんの仲居さん達の登場と囃子声で幕開きの一力茶屋
めんない千鳥に興じる 由良之助/仁左丈の登場は
紫の紋付衣裳も手伝って その場がさらに華やかに!
楽しそうですよね仲間に入れて頂きたいです(笑)

高師直の手先として九太夫が
由良之助の様子を探りに来て
主君の命日を控え精進すべき日にわざと蛸を勧める
由良之助は敵を欺く為に食べますが
その時の一瞬の苦虫を噛潰したような表情がまた何んとも

力弥が持参した密書を読む由良之助
縁の下でその手紙の端を盗み読む九太夫
隣の二階から鏡を使って覗き見するお軽
七段目おなじみのこの場面
やっぱり絵になりますよね~

絵的にすごく好きですココ
この一場面を切り取っただけども
色に関しても構図に関しても
歌舞伎ってすごいな~と思います

そして縁の下の事も二階からの事も
一瞬にして悟った由良之助/仁左丈の
その瞬間がまた素敵でした

どちらも
“由良之助の本心”が垣間見れられる一瞬なんですよね

しかし素敵しか言いようがないのか?私
・・・何を言っても無駄です(笑)


七段目 最初主な配役を知った時
どうしても平右衛門と幸四郎さんが結びつかず
(*_*)・・・と悩みました(笑)
デカすぎるんじゃないの?かと
見た目がとかいうのも含めて色々と

でやはり由良之助/仁左丈と同じ画に入ると
奴の姿をしていても ちょっと貫禄ありすぎ?
どちらがどうっていうのでもないのですけど
さよなら公演ならではってことで
おさめておきます (^_-)☆

平右衛門/幸四郎さんとお軽/福助さんとのコンビは
思っていたよりも“兄妹です!”なかなかよいかな~と
いるいる!こういう兄妹!って感じ

歌舞伎には配役年齢は関係ないといえ
単独のお芝居としては合っていても
どうしても視覚的に兄妹には・・・って事もありますし

テ ィ ン ク の 覚 え 書 き-0911歌舞伎座2

     → 十一段目につづく