※六月大歌舞伎 まとめ 続きです
※其の1はコチラ → 六月大歌舞伎 まとめ 其の1
◆極付幡随長兵衛~公平法問諍
幡随院長兵衛 吉右衛門
水野十郎左衛門 仁左衛門
坂田公平 歌 昇
御台柏の前 福 助
子分極楽十三 染五郎
子分雷重五郎 松 緑
子分神田弥吉 松 江
子分 男女蔵/亀寿/亀鶴/種太郎
倅長松 玉太郎
出尻清兵衛 歌 六
近藤登之助 東 蔵
唐犬権兵衛 梅 玉
女房お時 芝 翫
喧嘩仲裁をする為に劇中と同じく
長兵衛親分が客席中央通路から登場し
お客様と握手したりお話しながら?本舞台まで
極楽十三を始めとする血の気盛んな子分達は
上手通路を全力疾走(笑)?で本舞台まで
など通路を使った演出は観客を楽しませるものでしたね
上手通路の真横ではありませんでしたが
本舞台への階段が設えてある
近くのお席だった事が1度あって
子分達の全力疾走のあおりで?風が流れ
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
いい香りがしたのですが・・・気のせいかなぁ(笑)?
香水?おしろい?とか思ったり 妄想妄想 (;^_^
しかし 染五郎さんのあの四つ花菱の首抜き
裾に“高麗屋”と抜かれていた大胆図柄の粋でカッコイイこと
子分の中ではひとりだけ鬘が違うのですけど
あれが好き♪ 何て言うのかわかりませんが
長兵衛宅にやってきたのが水野の使者とわかった瞬間
子分達が殺気立つ場面での極楽十三の
裾まくり腕まくりには萌え~です(笑)
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
吉右衛門親分さんデッカイですねえ~
こんな肝っ玉据わった親分なら信頼のしようもあるってもんです
友人が子分になりたい(笑)と言ったのもわからなくもない
腰が低いのだけれど かえってそれが
長兵衛の度量の大きさを知らしめるというのか
自分の最期が待っているとわかっていても水野の屋敷に出向く
長兵衛のデッカさカッコよさ潔さがすごく感じられました
湯殿での立ち回りでは
見事な 長兵衛の最期 をみせて下さいました
舞台上での
長兵衛親分の羽織袴へのお着替え
最初の頃 拝見した時は・・・正直長いなあ~って
ああ~すみません (^▽^;
それが楽日近くには おもしろい!
何が違ったのかはわかりませんが
意を決した心持ちが手に取るように感じられ
ほとんど言葉を交わさないのに
女房お時との何気ないやりとりが素敵なんですよ
時々 お時が気がついてない時に親分は目線を送っていたり
長年連れ添ってきた空気感というか よいです~
玉太郎クンの長松がまた可愛い!
それでいて長兵衛の子分たちの前ではいっぱしの親分肌(笑)
最後 おとっちゃんが出て行く時のやりとり泣けるなあ~
玉太郎クン長松が舞台上に居る時
極楽十三いえ染五郎さんの目線の先には玉太郎クン
・・・何を思いでしょうね あえて書きませんけれどね
とりとめなくなってきたので幡髄についてはこの辺りで
ところで この幡髄長兵衛は 河竹黙阿弥 作
連獅子と同じ作者でございます
その上 髪結新三 も Σ(゚д゚;)
夜の部は全て 黙阿弥~

◆梅雨小袖昔八丈 - 髪結新三 -
髪結新三 幸四郎
弥太五郎源七 歌 六
手代忠七 福 助
下剃勝奴 染五郎
娘お熊 高麗蔵
下女お菊 宗之助
車力善八 錦 吾
後家お常 家 橘
加賀屋藤兵衛 彦三郎
家主女房おかく 萬次郎
家主長兵衛 彌十郎
幸四郎さんの新三 見た目は小悪党っていうより
ずいぶんワルそうですねえ(笑)
忠七の髪を直す その慣れた手つきのリズムに乗るように
ホイホイと騙されちゃいそうです
そそのかすのがうまいうまい
季節の風物詩も色々登場しました
初鰹だったり 植木やホトトギスの鳴き声だったり
中でも錦弥さんの初鰹の解体ショー?は
見ごたえありました(笑)っていうか かな~り笑えた
下ろした鰹の半身が 勝 の手に渡る時に
床に落ちちゃった日も何度かあったり
染五郎さん手ぬぐいでちゃんと払ってましたけど
芸が細かい!
そんな勝奴の細かいお仕事も 色々楽しめましたね
髪結いの道具の整理だったり 煙草盆やお茶の世話
お刺身まで下ろしたり 甲斐甲斐しくこなしてました
よって目が離せません(笑)!
“嘘つきと男前は泥棒の始まり”と新三に言われた勝
その嘘つきの元となった?戸棚の鍵ですが
さて皆さん そめいろ で染五郎さんが
謎解きのごとく何度か書かれていて
その答えが 叺 カマス だったのはご承知の通りですが
タイミングをはっきり確認出来た方いらっしゃるのかなあ
→ 叺についてはコチラで
大家さんが訪ねてきて鍵云々となる少し前に
お茶を出しますよね その直前に
後ろでいじってる時以外考えられないのですが
それよりもっと前なのかなあ?
確認しようにも席が前だと手元がよく見えない
思い切り背筋と首を長くしてみましたが (^▽^;
大家さんにお茶を出す時には
すでにお盆を持つ手に握ってるはずなんです
で再び後ろに座ったところで
鍵を持つ手を左右持ち替えた・・・と思います
でほどなく 鍵!と言われヒョイと投げる
確固たる証拠は掴めずでした 負けです~(笑)
えっ?そんなとこばっかり観てるって?
突っ込まないでくださいね~
何度か観てると そういうところも楽しまなきゃです(笑)
劇中 錦成クン の部屋子お披露目もありました
見得まできって なかなかカッコよかったですね
昨年の2月 染五郎さんの春興鏡獅子 で
胡蝶を舞っていた あの時の錦政クンです
これからも頑張って下さいね
そしてそして
大家さんについて語らずに新三は語れない!
新三が入墨をたてに?凄みを効かせるも
逆にやりこめてしまうやり手?な大家さん
大家さん優勢で進む二人の掛け合い
爆笑でしたね 彌十郎さん ほんとお上手!
ともすればくどくなってしまうだろう
三十両を繰り返すこの場面
大家さんが芸達者だとテンポがよくて
こんなにおもしろいなんて
すでにこの大家さんに長屋を借りてた時点で
新三は負けなんですけどね(笑)
やっぱり書いておかないといけない?のが
萬次郎さんの女房おかく
今回のお役は何回見ても お梅ばあさん!!!
を思い出してしまうのは私だけではないはず(笑)
※おわかりにならない方は これを見れば納得するはず
→ 決闘!高田の馬場
彌十郎さんと萬次郎さん 家主最強コンビです!
ああ~長くなりましたが
何とかそれなり?に書き上げました
相変わらず偏った目線?の拙い文章を
わざわざ読んで下さった?方
お疲れ様でした ありがとうございました
これで切り替えて巡業に京都に 臨めます(笑)
★早くもテレビ放送があります!★
●芸術劇場・NHK教育
7月31日(金)午後10:30~午前00:45
「門出祝寿連獅子」
「双蝶々曲輪日記 角力場」
→ 歌舞伎美人
番組内で染五郎さんの対談があるようです
→ 演劇界テレビラジオ放送ガイド
●ウイークエンドシアター・ BS-hi
8月29日(土)午後11:00~午前3:00
「女殺油地獄」 収録:2009年6月24日
「極付幡随長兵衛」 収録:2009年6月24日
→ ハイビジョンウイークエンドシアター8月
※其の1はコチラ → 六月大歌舞伎 まとめ 其の1
◆極付幡随長兵衛~公平法問諍
幡随院長兵衛 吉右衛門
水野十郎左衛門 仁左衛門
坂田公平 歌 昇
御台柏の前 福 助
子分極楽十三 染五郎
子分雷重五郎 松 緑
子分神田弥吉 松 江
子分 男女蔵/亀寿/亀鶴/種太郎
倅長松 玉太郎
出尻清兵衛 歌 六
近藤登之助 東 蔵
唐犬権兵衛 梅 玉
女房お時 芝 翫
喧嘩仲裁をする為に劇中と同じく
長兵衛親分が客席中央通路から登場し
お客様と握手したりお話しながら?本舞台まで
極楽十三を始めとする血の気盛んな子分達は
上手通路を全力疾走(笑)?で本舞台まで
など通路を使った演出は観客を楽しませるものでしたね
上手通路の真横ではありませんでしたが
本舞台への階段が設えてある
近くのお席だった事が1度あって
子分達の全力疾走のあおりで?風が流れ
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
いい香りがしたのですが・・・気のせいかなぁ(笑)?
香水?おしろい?とか思ったり 妄想妄想 (;^_^
しかし 染五郎さんのあの四つ花菱の首抜き
裾に“高麗屋”と抜かれていた大胆図柄の粋でカッコイイこと
子分の中ではひとりだけ鬘が違うのですけど
あれが好き♪ 何て言うのかわかりませんが
長兵衛宅にやってきたのが水野の使者とわかった瞬間
子分達が殺気立つ場面での極楽十三の
裾まくり腕まくりには萌え~です(笑)
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
吉右衛門親分さんデッカイですねえ~
こんな肝っ玉据わった親分なら信頼のしようもあるってもんです
友人が子分になりたい(笑)と言ったのもわからなくもない
腰が低いのだけれど かえってそれが
長兵衛の度量の大きさを知らしめるというのか
自分の最期が待っているとわかっていても水野の屋敷に出向く
長兵衛のデッカさカッコよさ潔さがすごく感じられました
湯殿での立ち回りでは
見事な 長兵衛の最期 をみせて下さいました
舞台上での
長兵衛親分の羽織袴へのお着替え
最初の頃 拝見した時は・・・正直長いなあ~って
ああ~すみません (^▽^;
それが楽日近くには おもしろい!
何が違ったのかはわかりませんが
意を決した心持ちが手に取るように感じられ
ほとんど言葉を交わさないのに
女房お時との何気ないやりとりが素敵なんですよ
時々 お時が気がついてない時に親分は目線を送っていたり
長年連れ添ってきた空気感というか よいです~
玉太郎クンの長松がまた可愛い!
それでいて長兵衛の子分たちの前ではいっぱしの親分肌(笑)
最後 おとっちゃんが出て行く時のやりとり泣けるなあ~
玉太郎クン長松が舞台上に居る時
極楽十三いえ染五郎さんの目線の先には玉太郎クン
・・・何を思いでしょうね あえて書きませんけれどね
とりとめなくなってきたので幡髄についてはこの辺りで
ところで この幡髄長兵衛は 河竹黙阿弥 作
連獅子と同じ作者でございます
その上 髪結新三 も Σ(゚д゚;)
夜の部は全て 黙阿弥~

◆梅雨小袖昔八丈 - 髪結新三 -
髪結新三 幸四郎
弥太五郎源七 歌 六
手代忠七 福 助
下剃勝奴 染五郎
娘お熊 高麗蔵
下女お菊 宗之助
車力善八 錦 吾
後家お常 家 橘
加賀屋藤兵衛 彦三郎
家主女房おかく 萬次郎
家主長兵衛 彌十郎
幸四郎さんの新三 見た目は小悪党っていうより
ずいぶんワルそうですねえ(笑)
忠七の髪を直す その慣れた手つきのリズムに乗るように
ホイホイと騙されちゃいそうです
そそのかすのがうまいうまい
季節の風物詩も色々登場しました
初鰹だったり 植木やホトトギスの鳴き声だったり
中でも錦弥さんの初鰹の解体ショー?は
見ごたえありました(笑)っていうか かな~り笑えた
下ろした鰹の半身が 勝 の手に渡る時に
床に落ちちゃった日も何度かあったり
染五郎さん手ぬぐいでちゃんと払ってましたけど
芸が細かい!
そんな勝奴の細かいお仕事も 色々楽しめましたね
髪結いの道具の整理だったり 煙草盆やお茶の世話
お刺身まで下ろしたり 甲斐甲斐しくこなしてました
よって目が離せません(笑)!
“嘘つきと男前は泥棒の始まり”と新三に言われた勝
その嘘つきの元となった?戸棚の鍵ですが
さて皆さん そめいろ で染五郎さんが
謎解きのごとく何度か書かれていて
その答えが 叺 カマス だったのはご承知の通りですが
タイミングをはっきり確認出来た方いらっしゃるのかなあ
→ 叺についてはコチラで
大家さんが訪ねてきて鍵云々となる少し前に
お茶を出しますよね その直前に
後ろでいじってる時以外考えられないのですが
それよりもっと前なのかなあ?
確認しようにも席が前だと手元がよく見えない
思い切り背筋と首を長くしてみましたが (^▽^;
大家さんにお茶を出す時には
すでにお盆を持つ手に握ってるはずなんです
で再び後ろに座ったところで
鍵を持つ手を左右持ち替えた・・・と思います
でほどなく 鍵!と言われヒョイと投げる
確固たる証拠は掴めずでした 負けです~(笑)
えっ?そんなとこばっかり観てるって?
突っ込まないでくださいね~
何度か観てると そういうところも楽しまなきゃです(笑)
劇中 錦成クン の部屋子お披露目もありました
見得まできって なかなかカッコよかったですね
昨年の2月 染五郎さんの春興鏡獅子 で
胡蝶を舞っていた あの時の錦政クンです
これからも頑張って下さいね
そしてそして
大家さんについて語らずに新三は語れない!
新三が入墨をたてに?凄みを効かせるも
逆にやりこめてしまうやり手?な大家さん
大家さん優勢で進む二人の掛け合い
爆笑でしたね 彌十郎さん ほんとお上手!
ともすればくどくなってしまうだろう
三十両を繰り返すこの場面
大家さんが芸達者だとテンポがよくて
こんなにおもしろいなんて
すでにこの大家さんに長屋を借りてた時点で
新三は負けなんですけどね(笑)
やっぱり書いておかないといけない?のが
萬次郎さんの女房おかく
今回のお役は何回見ても お梅ばあさん!!!
を思い出してしまうのは私だけではないはず(笑)
※おわかりにならない方は これを見れば納得するはず
→ 決闘!高田の馬場
彌十郎さんと萬次郎さん 家主最強コンビです!
ああ~長くなりましたが
何とかそれなり?に書き上げました
相変わらず偏った目線?の拙い文章を
わざわざ読んで下さった?方
お疲れ様でした ありがとうございました
これで切り替えて巡業に京都に 臨めます(笑)
★早くもテレビ放送があります!★
●芸術劇場・NHK教育
7月31日(金)午後10:30~午前00:45
「門出祝寿連獅子」
「双蝶々曲輪日記 角力場」
→ 歌舞伎美人
番組内で染五郎さんの対談があるようです
→ 演劇界テレビラジオ放送ガイド
●ウイークエンドシアター・ BS-hi
8月29日(土)午後11:00~午前3:00
「女殺油地獄」 収録:2009年6月24日
「極付幡随長兵衛」 収録:2009年6月24日
→ ハイビジョンウイークエンドシアター8月