旅の〆が 劇団☆新感線 って ・・・ (^▽^;

いのうえ歌舞伎☆壊(Punk) 「蜉蝣峠」 
  作:宮藤官九郎 
演出:いのうえひでのり 

出演:闇太郎/古田新太
    天晴/堤真一
    お泪/高岡早紀
    銀之助/勝地涼 サルキジ/木村了 がめ吉/梶原善
    流石先生/粟根まこと お寸/高田聖子
    立派の親分/橋本じゅん 他 

いつどこで観ても
ジューダスが大音量で流れ
地響きのように身体に感じられると
やっぱりワクワクしますよね~これって生活習慣病ですか(笑)?

テ ィ ン ク の 覚 え 書 き-蜉蝣峠2

なんだか久しぶりに新感線らしいというか
昔の新感線を思い出すというか
そんな感じを受けました

古田さんやじゅんさんが
しっかりマイク持って歌い上げる
その美声に酔いしれたり(笑)

堤さんのこれでもか!ってほどの関西弁を聞いたり
ちょっとアレ怖かったですよ マジで(笑)
観た方 そう思いませんでした?
まあネイティブスピーカーなので
インタビュー等でも そのまんまお話になったりしてますが
いや~でもあんな怖い喋りはなさいません
当たり前ですが(笑)

古田さんは相変わらず
お笑い部分(下ネタともいう)とシリアス部分を
行ったり来たりが自由自在の人
そこが凄いのですよね
それに舞台の上だけの(←強調(笑)) あの色気!
いつも思いますがなんなんでしょうねえ
前半の この下ネタいらない!って部分もありましたが
話が進むにつれ忘れ去ってるから まっいいか?
というか後半グイグイ引き込まれるので
冒頭のそれは遥か彼方になってるのかな (;^_^

そして涙したのは
闇太郎とお泪・・・蜉蝣の如く切なくて哀しい
それに闇太郎と天晴のラストの大立ち回り
カッコいいんですよ二人とも
でも・・・斬りあえば斬りあうほどに
胸が締め付けられ哀しくなる
何だか運命の悲哀っていうか サダメを感じてしまう
 
テ ィ ン ク の 覚 え 書 き-蜉蝣峠

個人的にはお泪が当初の永作さんから
高岡さんになったのは
怪我の功名?でよかったかもなと思ったり
お泪は小悪魔的な要素より
少女な部分も見え隠れするけど
色っぽさもほしかったりなので

少し気になったのが人斬りの場面
スクリーン上といえ ちょっと引きましたけど
あれくらい残忍さがないとストーリー上ダメなのかもしれませんが

それと今でこそ普通になっちゃってますが
よく考えたら 何の時くらいから
実際の血しぶき出すようになったかなあ?
昔は自分の脳内で見事に作り上げたものでしたが

今頃気付いたことを1つ
っていうか今回ネタ仕入なしで臨む為
真剣に蜉蝣峠の公式HP見てなかったからですが
蜉蝣が飛んでるんですね・・・HPのあちらこちらに(o^-')b
幻のように現われては消え・・・なかなか凝ってる


やっぱり かっこいいモノはかっこいい!
テ ィ ン ク の 覚 え 書 き-蜉蝣峠3

私としては今までの堤/新感線の中で
一番納得のいくものでした
野獣郎・・・なんか違~う (・ ・;
吉原・・・う~ん 決して悪いんじゃないけど σ(^_^;)

アテルイは別格なんですよ
あの作品は染五郎さん 堤さん
お二人があってこそのものだと思ってますから
切に再演願います いのうえさ~ん!!!

それにしても堤さんいいんですかい?
ヤンキーな関西弁はおいといて
冒頭のあのカブリ物・・・
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
わからない人もいらっしゃったのでは?
私は昔惚れた?弱み?強み?で (^^ゞ
声ですぐわかったのですけどね(笑)
でも楽しそうでしたわご本人も

パンフレットの一問一答で
忘れ去りたい過去の出来事
・・・アテルイの罰ゲームで
北島三郎の「祭り」を歌わされたこと
 (^▽^;) (^▽^;) (^▽^;)
未だトラウマなんでしょうか(笑) 祭り先輩!
でもあれはご自分が悪いのですから
刀を持たずに出トチリ・・・

今回 堤さんの着流しから見える おみ足
正確には太腿が~ステキ過ぎ!!!ました
  (〃∇〃)
ほどよい肉付きの締まった筋肉 (^▽^;
メチャ色っぽ~い

着流しチラリズムでは
もっと上行く
上級者なお方がいますけど(笑)ね!若旦那!
・・・・・染五郎さ~んカムバ~ック!!!
 ヽ(゚◇゚ )ノ
俳優祭での流し眼も素敵でしたが
そろそろ それを存分に発揮できる
新感線でお逢いしたいものです
来年 あ・た・り (o^-')b