去年の10月から、私はAIを使い始めました。
きっかけは、とても何気ない一言でした。
「AIって、いろいろ作れて楽しいよ。」
友達からそう聞いたとき、正直なところ半信半疑でした。
でも同時に、
「そんなに楽しいなら、ちょっと触ってみようかな」
という軽い気持ちも芽生えました。
そして最初に始めたのが、LINEスタンプ作りです。
もし誰かが自分の作ったキャラクターを使ってくれたら。
もし誰かのトーク画面に、自分のスタンプがそっと並んでいたら。
想像するだけで、なんだか嬉しくなります。
そんな、ふわっとした思いからのスタートでした。
■ 毎日投稿という挑戦
私は以前から、あるLINEクリエイターさんのブログを拝見していました。
その方が書かれていた言葉が、強く印象に残っています。
「まずは知ってもらうこと。毎日Instagramで投稿してみてください。」
なるほど、作るだけでは届かないのだと気づかされました。
そこで私は、自分のキャラクターを使って毎日投稿を始めることにしました。
いわゆる「今日は何の日」投稿です。
そしてこの記事を書いている時点で、連続20日目を迎えています。
三日坊主になりがちな私にとって、これは小さくない出来事です。
■ AIでしていること
現在、投稿制作の裏側ではAIの力を借りています。
具体的には、次の3つです。
・その日の記念日を調べる
・それに合う画像を自分のキャラクターで作る
・キャラクターに合ったキャプションを作る
毎日この流れで投稿を作っています。
記念日は意外と多く、選ぶだけでも時間がかかります。
さらに、自分のキャラクターにどう絡めるのかを考え、優しい雰囲気のキャプションに整える作業もあります。
AIは、その「考える時間」をぐっと短くしてくれました。
まるで、隣に座って一緒にアイデアを出してくれる相棒のような存在です。
■ Google Opalというものがあるらしい
そんな日々の中で耳にしたのが、
「Google Opal(グーグルオパール)」という存在です。
どうやら、Googleが提供しているAI関連の仕組みのひとつで、
“箱”を組み立てて
“ベルトコンベアー”のようにつなげて
自分専用の流れを作るツールのようです。
……と言われても、正直さっぱり分かりませんでした。
「ノーコードで簡単に作れます」
と書いてあっても、
ノーコードって何?
どこが簡単なの?
という状態です。
■ ノーコードって何?
調べてみると、ノーコードとは
プログラミングを書かなくても
画面上のパーツをつなげるだけで仕組みを作れること
だそうです。
例えるなら、
・入力の箱(例:日付を入れる)
・処理の箱(例:記念日を探す)
・出力の箱(例:投稿文を作る)
こういう箱を順番につなげていく。
日付 → 記念日 → 投稿案 → キャプション
まるで工場のベルトコンベアーのようです。
でも私は思いました。
「そもそも、何から触ればいいの?」
■ 日にちを入れたら最後まで作ってくれる?
ここが一番の期待ポイントでした。
日にちを一度入れたら、
記念日も
画像案も
キャプションも
全部完成するのでは?
夢のような話です。
けれども現実は、少し違いました。
確かに提案はしてくれます。
でも、私のキャラクターの世界観までは理解してくれません。
表情のクセ、言葉の温度、ちょっとした間。
そこは、やはり自分で整える必要があります。
■ キャラクターというイバラの道
そして一番大きな壁。
私は「自分のキャラクターを使う」と決めています。
AIの提案をそのまま使うことはできません。
必ず、自分のキャラクターに落とし込みます。
ポーズを考え直し、
表情を描き直し、
世界観を守る。
便利さの先に、イバラの道がありました。
でもそのイバラは、私のこだわりでもあります。
■ それでも続けている理由
20日間続けられたという事実は、確実に自信になっています。
Google Opalは魔法の杖ではありません。
でも、暗い森の中で道を照らしてくれるランタンのような存在かもしれません。
全部分からなくてもいい。
完璧じゃなくていい。
箱をひとつ作れたら、それだけでも前進です。
■ 果たして私はオーロラ姫を目覚めさせられるのか?
童話のように例えるなら、
私のキャラクターは眠れるオーロラ姫。
AIという森を抜け、
イバラをかき分け、
少しずつ進んでいます。
果たして私は、その姫を目覚めさせることができるのでしょうか。
まだ答えは出ていません。
でも、挑戦は続きます。
初心者の無謀な挑戦は、まだ始まったばかりです。
この先、イバラを越え、オーロラ姫が目を覚ます日が来るのか。
その結末は、もう少し先に待っているようです。
どうぞ、ご期待ください。












