2015年もはや2月、今年は去年よりも良い年になることを地元テニアンの島民みんな願ってます。
観光業が主要産業ですが、昨年は来島する観光客が減り、テニアン島内の経済も落ち込みました。 収入が減って、さぁ家族の長はどうするか。
我々の付き合っている人たちの「その時、人はどうしたか」を今日は少し紹介します。
最初は我等がボートキャプテンの親分、キャプテンジャンバルソロナス。 彼の家屋の1階は仕事場、人のたまり場、になっている場所で、テニアンでボートエンジンを修理できるメカニックは彼しかいません。 若いとき、貧しくて月を眺めながら神様にどうして自分は貧乏なんでしょうか、
これが定めでしょうかと心の中で自問したそうです。
そしてある日、新聞に小さな広告に目が留まりました。 広告にはカルフォルニアのボートエンジンメカニック養成学校の募集記事でした。 彼は決心しました。奥さんと小さな子供2人をテニアン島において、単身、カルフォルニアへ行き技術の習得に努めました。 家族には不在時6ヶ月のお金として5000ドルを奥さんに与え、あとは頼むと米国本土へ行き、見事技術を習得し帰島しました。
それから何十年でしょうか、
テニアン島の消防署キャプテンで退職するまで25年、その後はマリンスポーツとダイビングのボートキャプテン、漁師、テクニシャンとして活躍してます。
いまではテニアン島でボートエンジン、ボート関連の修理、修繕はキャプテンジャンへまず依頼することが当たり前になってます。 グァム、サイパン、テニアン、ロタを管轄するモービル石油の上級責任者がサイパンからテニアンへ来るときは飛行機を使用せず、キャプテンジャンのボートで往来してます。 彼を指名で依頼してきます。
写真のように熊五郎みたいな感じですが徳のある方で地元の有力者でもあります。 現在、北マリアナ政府観光局の上級役員も努めてます。 人望あり、人に振舞うときはけちけちしない人柄です。そして飲兵衛で愉快な人です、バイタリティある人で弱きをたすけ強きを挫く人です。 困難でも自立してこのテニアンで生きている、私も尊敬する1人です。
また彼は釣りの名人でもあります。
トローリング、ダイビングなどの仕事がないときは朝、昼、夜を問わず魚釣りに出かけます。 底釣りディープボトムフィッシングやトローリングをします。
オナガダイ、クェ、ワフー、マヒマヒ、昨年は270Kgのカジキを釣り上げました。 大漁の時はサイパンの魚市場へ持ち込み1回で2000ドルの売り上げるときもあります。
釣りを終え港へ着くと波止場ですぐ酒盛りです。
とても呑み助ですが、時々電話してくて港で一杯いこうかと誘われます。捕り立ての魚、刺身、携帯コンロを使ってフライパンで
塩、胡椒で味付けし醤油とワサビで食べます。
今日はマヒマヒを釣り、刺身とフライにしこれに捕り立ての地元で取れる粒貝を知人が持ち込み男の宴会です。
男の釣り、男の料理で楽しみもまた明日の活力源です。
時には自宅敷地で魚を地元の人たちのために安く販売します。
島男、海男、板子1枚命賭け家族、島民を守る我等がキャプテンジャン。

