最近のセッションよく選ばれるボトル
Ｂ54 セラピスベイ
上下層ともにクリアのボトルです。
私自身も
年に数回はこのボトルと目が合い、
気づいたら手にとっていて
このボトルを身体に塗りワークします。
これまで私が一番使い切った本数の多いボトルじゃないかな。
先週末は丁度満月でしたが
このボトルも月と関連があります
占星術で月の示すものは安心を求める欲求。
何をどうしているときに安心を感じるのかを
指し示します。
また、学齢期以前の自分を表すのも月
生まれてから学校に入るまで
お母さんから受ける愛の時間。
ただただそのままで愛されて
安心を得る
そんな時の顔を表す天体です。
ここ最近もセラピスベイとワークしていて
それまで私自身がいかに
安心に対する欲求を打ち消そうとしてきたかに
気付きはじめました。
自分に大きな目標を課して
それ叶うまでは安心してはいけない、
我慢しなくてはいけないって思い込んできたみたい。
願掛けの時に○○断ちって
好きなものをその願いが叶うまでは断つ
っていうのありますよね。
それみたいな感じ。
私の場合は『安心断ち』。
満たされることも
ほっとすることも
力を抜くことも
自分に許してこなかった。
ひとつ目標が叶っても
次々と更なるものを目指して
その禁欲的な重石を
課し続けてきたのでした。
私が自分のそういう癖に気づけたのは
心身の健康を害したから。
飲み食いせず毎日フルマラソンに出て
ぶっ倒れたみたいなもので
倒れたのは今冷静に考えたら
何らおかしくないことなのだけど、
走り続けてランナーズハイ状態にあった私には
想像だにしない出来事だったのだ。
倒れて強制的に休むことになって初めて
自らを振り返ることが出来た。
振り返るに至るまでも時間がかかったけれど。
振り返りに至るまでは
倒れた自分に不甲斐なさを感じては
自分を責めていたから。
『安心』を絶っていたってことは
私はそれが大好きだったからなんだろうな。
それを手に入れると、
自分はダメになる、何にもしない甘えた人間になるって
思っていたみたい。
このところ、少しだけ『甘える』と言うことを自分に許せるようになった気がする。
まだまだおっかなビックリで、
『私なんかが甘えて良いのだろうか？』という葛藤もありつつだけど。
これは、様々な方々との出会いのお陰だと思う。
同性・異性、年齢関係なく
それぞれの方々がそれぞれの生き方を見せてくれることで
私に気付きを与えてくれている。
その気付きのお陰で少しずつ、甘えられるようになってきた、
そんな気がしている。
自転車の補助輪を外すみたいな感じ
安心、したかったんだよね、私。
それを拒まれるのが、失うのが怖くて
敢えてそうなるのを拒んできた。
不安だったんだよね。
それに気付いたら涙が一杯出ました。
泣き慣れていない私は
泣くタイミングも、泣き方もちょっと不器用。
タイミングは突然、
岩から湧水が染み出るようにじわじわと
いつまでも涙がちょっとずつ滲み出てくる。
ボトルのクリアと言う色は
流されなかった涙の象徴でもあります。
やっと涙として出てきた。
不安だった感情と共に。
安心を得ることを、
暖かな場所にいることを、
自分に赦します。
それが今回の満月で私が私と決めたこと
十四夜月の夜に生まれた私は
少し欠けた自分の姿に
いつも不安を感じている。
自分で、一人で、
そのピースを埋めなくても良い。
甘えても良い。
誰かと一緒にいることで安心を得て良い。
今回のボトルワーク
そして満月を通じて
今私は内なる安らぎを感じはじめています
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