1912~1920年代前後のヨーロッパの兵役で参戦した人々は
その当時を語りたがらないそうです。
同時期のアメリカ人
とくに“黒人”と呼ばれる人々も、その生い立ちや歴史を語りたがらないと聞きます。
その代わり彼らは
その当時の日常を歌にしました。
今更語っても無意味なことを知っているのかは分かりませんが
それが真実かどうかは
歴史が語ってくれると思います。
今朝手紙が届いた。
急げ、恋人が死んだと書いてある。
スーツケースを掴んで駆けつけたが彼女は安置室。
顔を近付けて言ったさ。
審判の日まで安らかにな、って。
陽が落ちて悲しくなったんだ。
もう抱きしめる相手がいないから。
『Son House "Death Letter Blues"』