どーも、ジブンです。
『大島てるの事故物件イベントをガンミ!チョコレートプラネット』
大島てる
というサイトをご存知ですか。
このサイト、「事故物件」という分譲、賃貸物件で様々な事件が起きた格安物件を紹介しているサイトで
その道では、ちょっとした有名サイトなんですね。
ジブンもたまたま知ったんですが
さっそく検索してみたところ、なんと
現在住んでいる場所から、一画裏手にあった場所がまさに事故物件に登録されていたんです。
現在は新築住宅が建っている隣りの空き地、更地になっているんですが
そこは当時、お蕎麦屋さんを営む老夫婦が住んでいた場所なんです。
古くから住んでいた、そのお蕎麦屋さんの老夫婦
地元でもけっこう名が知れていたらしく、駅前のタバコ専門店やタクシー運転手
バスのドライバーさんなどにもその存在が知られていました。
ジブンが引っ越してきて間もなくのことです。
徒歩で駅に向かうときは必ず
そのお蕎麦屋さんの裏手と表を通過して行くんですが、その日も同様に
その家屋を通り過ぎていきました。
しかし、いつもは
その老夫婦のご主人が、裏手でナニか作業しているんですが
その日に限っては、ご主人は出ていなくて
その家屋からは人の気配がしていなかったんです。
「出かけてるのかな」とも思ったので
「まぁそんなこともあるだろ」と、なんとなく思っただけでした。
帰宅してくる時間に、駅からしばらく歩いていくと
バス通りがなにか物々しくサイレンが聞こえてきました。
「なんだ?」と思いながら、帰路へ向かうとどんどん、そのサイレンが大きくなり
どうやら、ジブンの家の近くになるにつれて音が大きくなっていくんです。
「まさか」と思いながら早足に歩いていくと
そのお蕎麦屋さんの家屋が全焼していて
消防車が3~4台、パトカー、救急車も数台いたりして
その焼け跡からは、未だに煙と小さな炎まで上がっていたんです。
後にその詳細を聞いたところ
住んでいた老夫婦は亡くなったそうです。
ただ
「亡くなった」というだけで、原因は未だに分かっていない
ということらしかったんですね。
話はそこで終わったかに思えたんですが、じつは
まだ終わっていなかったんです。
個人的には、こっちが一番不気味だったんですが
全焼した家屋はしばらく放置されていました。
保険などの手続きなどで手間取っているんだろうと思っていたんですが
けっこうな期間、放置されていて3~4ヶ月ほどした頃でしたか
その頃には
全焼した家屋の隣りが更地になり、そこに新築の家屋が建設されはじめていたんです。
そんな時期の、ある夜です。
夜中に自宅で寝ていると
サイレンの音で目が覚めたんです。
物凄く近くて、自宅のすぐ裏ぐらいで音がして
半信半疑で急いで外に出てみると、やっぱり
例の家屋が
また燃えていたんです。
骨組みぐらいが残っていた焼け跡が
さらに燃えだして、跡形もなく燃えそうなイキオイで燃えていて
その新築に仕上がる寸前の家に火が移りそうなくらいに燃えていたんですね。
そしてとうとう
新築の家屋の、三階建ての窓ガラスが「パーン」と音と同時に
全部が割れてしまいました。
人の気配はなく、ほぼ全焼に近い状態で
なぜ再度、燃えてしまったのか
未だにわかっていません。
そして現在
窓ガラスがサッシごと壊れた「新築」は、すべて壊されて造りなおされました。
その「隣りの新築」住宅には新たな家族が住んでいます。
若いご夫婦みたいなので、きっと「格安の新築」だったに違いありません。
でわ、股。