ステージでプレイ中、やす子はなんやかんや大声で話しながら我々のことを見守っていた。

終わったあと、待ち構えていました!って感じでさっそく絡まれるアオくん。
アオくんはつねににこにこ人当たりが良さそうなので、どこにいてもめちゃくちゃ話しかけられる。
ちなみにユカリさんは面倒臭い場合、つーーんとした話しかけるなオーラを放つのが得意なので、あんまり絡まれない。

聞いてもないのに、私、バックが好きなんです。縛られてバックで挿入されたらと思うとめちゃくちゃ興奮します!と自己申告やす子。


アオくんは縄を片付けながら、きちんと相手してあげているが、どこかいつもよりもそっけない。
私に気を遣ってくれているのかもしれない。


アオくんに言ったことはないかもしれないけど、ユカリさんはアオくんと他の女子が絡んでいるところを見てみたいという願望がある。
他人に邪魔されたくないならハプバーなんぞ来ずに、2人でラブホにこもっていればいいと思う。
それをわざわざ高いお金出して(アオくん13000円。私は無料だ)ハプバーに来るっていうのは、やっぱりなんらか他人の介入を望んでいるってことではなかろうか。

たぶん、嫉妬しないわけではないと思う。だけどもしもアオくんと綺麗な女の子が絡んでいるのを見て嫉妬できたら、逆説的に私はもっとアオくんのことを好きになれるんじゃなかろうか。そしてさらなる自分磨きにも熱が入るのではなかろうか。

その時、自分がどんな気持ちになるのか確かめてみたい。そして人類が逃れられない嫉妬という感情をねじ伏せてみたい…!

そんな野望をなまぬるく温めつつ、ハプバーに来たわけだが。




やす子は違うような気がする。