おはよう。
他者と会話すると、思わぬ方向からより深く自分の奥部に辿り着けるね。

ご存知の通り、ユカリさんは「世間ではやっちゃいけないこと」をやるのが好きです。
一般的な常識に縛られたくないという個人的な意識に縛られている。

今までは性において、「やっちゃいけないこと」をやってきたわけですけど、そろそろ目新しいことも無くなって来たなと。
最近、興奮が足りない。
やりたいことがあんまりない。

こんなこと、やっちゃえるんだ?!

ってタブーに身を浸したい。


ぼんやりそんなことを考えながら文章を読んでいると、
ふ、と思いついた。


焚書だ。



焚書こそ私にとってのタブーだ。

本を燃やしてみたい。


こんなお手軽で、誰にも迷惑をかけず、それでいてめちゃくちゃ罪悪感のある行為、ない。



よし。
私が死ぬまでにやりたいリストのいちばんに、

焚書


と赤線を引いておこう。
世界旅行でもバンジージャンプでもなく、愛する本を焼いてみよう。

紙に火をつけると思うだけで、生き物を殺すような胸の痛みがあるな。





思いついた背景にはきっと


このニュースや


https://www.hayakawabooks.com/n/n4851a5d53eb5#TxtYf


「闇の読書会」の記事なんかが脳裏にあったせいだろう。



私ごときが本を1冊燃やしたところで、その本が世界からなくなるわけでもない。

何のダメージもない。

それでも私の中の価値観は必ず揺らぐだろう。





焚書は序章に過ぎない。本を焼く者は、やがて人間も焼くようになる。


ハインリヒ・ハイネ