人生は年功序列ではないと感じます。
長く生きているから、人生の先輩と、、
ヨガの観点から言うと
全くそう単純ではありません。
確かに「経験」はあるかもしれない。
でも「経験」があるだけ。
「経験」に伴うのは
その経験に対して、逃げずに、誤魔化さずに
どれだけ自分が自分と向き合ってきたかが
人としての深さを決めるのだと思います。
物事に対してどれだけ明瞭なのか。
どれだけ広い視野を持てるのか。
私の先生は、私よりも年下です。
でも彼女から学ぶことはたくさんあります。
それは彼女の物事の見方が成熟しているからです。
私が気づかない部分に気づいている。
それは生きてきた長さではなく、
深さに現れます。
だからヨガの先生はヨガを通して人生を伝える、
生き方を伝える先生でもありますが、
単に人生経験が長いからといって
出来るわけでもありません。
60歳でも浅い人もいれば
20歳でも深い人もいます。
60年間、何かに対して笑って誤魔化して
表面を取り繕って
生きてきたのかもしれない。
それが彼女の
その場の自分を守る方法だったのかもしれない。
でも61年目に誤魔化さずに
向き合うことを選び続ければ、過去の経験が
少しづつ深みへと、意味のあるものへと変化していきます。
そんな生徒さんをたくさん見てきました。
特に女性は子供が手を離れた瞬間に
張り詰めていた緊張が緩み、支えを無くしたように
生き方がわからなくなる人も多いです。
それでも子供以外の何かに流され続けるのか
自分の人生を生きるのか。
人生をしっかり味わわせてくれる。
それがヨガであると感じています。