ずいぶん、ご無沙汰してしまいました。気付けば、放置のまま、三年も経っていたなんて。

 今日は、私の大好きなホタルの話です。毎年、ホタルの季節には、ホタルの里、と呼ばれる場所をあちこち周るのですが、今年は、なんと自宅の隣の空き地で遭遇しました。外出から戻って、車を駐車場において、ふと空き地を見ると、何やら光っていました。一瞬、見落としそうだったのですが、よくよく見つめていると点滅しています。そして、数えてみると10個ほどの光が。もう10年以上前に、我が家の庭で、一匹のホタルに出会ったことがありましたが、それ以来の僥倖でした。

 毎年、ホタルは6月が本番なのに、今回は5月半ばに出会えました。今年は桜も藤も石楠花も例年よりもすごく早いのですが、ホタルもその例にもれないのか、半月は早いようです。

 実は、私が今までに一番多くのホタルを見たのが、この自宅から数十メートル、もしくは100メートル程度離れた原っぱとなった空き地でした。何十できかず、きっと百は超えていたろうと思うほどのホタルの乱舞でした。たぶん、その目と鼻の先に住んでいた住人さんもご存じなかったと思います。誰にも気づかれずにひっそりと乱舞していました。私も、塾帰りの高校生の息子に教えてもらわなかったら、ずっと気づかずにいました。

 次の日は雨でした。そして、その後、同じ光景に二度と出くわすことなく、次の年はその原っぱには、除草剤がまかれ、毎年、除草剤がまかれるようになり、更地になり、その後、太陽光発電機が並ぶようになってしまい。たった一度のホタルの乱舞をみただけの幻の地になっていました。

 

 そんなでしたので、それ以来、毎年、6月になるとこの辺りで有名なホタルの名所に行って見るだけだったのですが、4日ほど前にその10匹ほどのホタルに出会って、毎晩暗くなると空き地を見まわるのが習慣となっています。今晩もかすかにチカチカしていました。

 一匹も見えなくなるまで、毎晩、見回りをやめないつもりです。