今日はひっそりとある病院で当直中。

この病院、完全に待機しているだけで、あまり呼ばれませんてへぺろ

ということで、いつも生理前になると筋炎も不調になるので、

なんでだろ?と思って自分の勉強がてら調べて、自分なりに解釈してみました。

忘れないうちにまとめておこうと思います。

間違っているところがあったらすいませんお願い

 

ちなみに私の生理前の主な不調は、

● 喘息の調子が少し悪くなる

● 筋炎の調子も少し悪くなる

● いつもよりイライラしやすくなる

● なんだかおなかがすく

● 体がむくむ(これはいつものような気も…)

といった感じです。

後半三つは典型的な月経前症候群(PMS)の症状ですてへぺろ

私はそこまでひどくないので厳密にはPMSとまではいきませんが…。

 

  体の中のステロイドについて

これらを理解するには、まず体の中のステロイドホルモンについて知る必要があります。

 

ステロイドホルモンはステロイドを骨格とするホルモンの総称で、

コレステロールを原料に副腎と生殖腺(卵巣、精巣など)で作られます。

種類は大きく分けて以下の2つです。

① 副腎皮質ステロイド:グルココルチコイド、ミネラルコルチコイド

治療薬でいうと、

プレドニン、デカドロンなど→グルココルチコイド

コートリル→おもにミネラルコルチコイド

となります。

② 女性ホルモンや男性ホルモン

女性ホルモン→プロゲステロン、エストロゲン など

男性ホルモン→テストステロン など

となります。

 

つまり、女性ホルモンもステロイドの1種になるわけですキョロキョロ

 

  生理前のホルモンの変化

女性の体は基本的には種の存続のため、

言い方は悪いかもですがいつでも子供を作れるように準備しています。

そのため、排卵後は子宮内膜(赤ちゃんのベッド)を厚くして保つため、

黄体ホルモンのプロゲステロンを高く保つようになっています。

 

しかし、この時の周期で妊娠しなかった場合、

次の妊娠に向けた準備が始まることになります。

その一環で厚くした子宮内膜をいったん戻すために起こるのが生理です。

そのために、子宮を厚くするために必要だったプロゲステロンが減ります。

 

このプロゲステロンの減少で起こるのが生理前の様々な不調です。

それで、今回調べてみて知ったのですが、

同じPMSの病態でもいくつか名前がついているものがありましたびっくり

 

① 月経前症候群(PMS)

これが一番有名なもので、

生理前に周期的に起こるイライラや体の変化全般を指します。

② 月経前不快気分障害(PMDD)

これはPMSの重症型で、特にうつなどの精神症状が主体となります。

③ 既存疾患の月経前の増悪(PME)

精神疾患あるいは身体疾患が生理前に悪化することをさします。

特に有名なのは喘息やアトピーの増悪ですが、

それもここに含まれるそうです。

 

①~③はいずれも生理が来るとほぼ症状が消失します。

これはプロゲステロンの代わりにエストロゲンが増え始めるからだと思います。

つまり、生理前は女性ホルモンが一番少ない時期になります。

特に③にPMSとは別の名前がついているのは今回初めて知りましたびっくり

 

  膠原病と性周期

と、ここまでは調べて分かったことですが、

ここから先は私の推察になりますお願い

 

一般的に、多くの膠原病は治療で副腎皮質ステロイドが有効とされています。

一部、ステロイドを一般的には使わない病気(シェーグレン症候群など)もありますが、

それはリスクとベネフィットの兼ね合いでリスクのほうが高いからで、

ステロイドを使えば、症状が軽くなるといわれています。

ちなみに同じ自己免疫疾患で私も持っている原発性胆汁性胆管炎も、

副作用のかるいウルソデオキシコール酸だけで十分なのでステロイドは使いませんが、

私みたいにほかの病気でステロイドを使うとよくなるといわれました笑い泣き

 

プロゲステロンなどの女性ホルモンは厳密には副腎皮質ステロイドとは違いますが、

ステロイドの骨格を持っているという点は同じです。

となると、プロゲステロンも多少なりとも、

喘息も含め、副腎皮質ステロイドが効く病気に効いているのでは…?と思っています。

すると、生理前にプロゲステロンが減ってしまうと、

体側からすると病気を抑えていたステロイドが減ることになるので、

一時的に喘息も膠原病も悪化するのかな?という結論に至りましたキョロキョロ

副腎皮質ステロイドの副作用で月経不順が起こるのも、

同じステロイド骨格で女性ホルモンに似ているから生理にも影響するよね、とも思います。

 

もちろん、生理前はPMSのほうでイライラしてストレスが溜まりますし、

むくみやすいので体に水分がたまったりしますし、

それらの影響もあるとは思います。

特に、喘息についてはむくみによって気管支が狭くなることも要因だと思います。

 

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まぁ、実際にはPMSも含め、なんで生理前に不調が出るのか正確にはわかっていないので、

今、私が類推した内容もあっているかどうかはわかりませんお願い

でも、これは私の性格的なこともあるとは思いますが、

こうして論理的に生理前に筋炎や喘息が悪くなる理由がわかると、

ちょっと安心して、ちょっと調子が悪くてもおおらかに構えられるかな、と思います笑い泣き

 

ちなみに、今回も昨日まで筋肉痛が出ていたり、

ちょっと筋力が落ちて立ち上がりづらかったりとありましたが、

昨日の夜辺りから生理がやってきたと思ったら今日はちょっと楽です笑い泣き

喘息のほうは、ベースの調子が良くなっているのと、

今回はちょうど天気の変動が大きい時期と重なったので、

月経前喘息の症状があったかわかりませんでしたてへぺろ

 

私の独り言と覚書の長文にお付き合いいただきありがとうございましたお願い