洞窟おじさん | 千の夜を越えて
たまたまテレビを付けたら、何やらリリーフランキーが、全裸で疾走していたのでありました。

その後の刑事役の生瀬勝久との掛け合いが妙に面白くて(じゃあ、カツ丼ひとつキャンセルね。なんて言うベタなくだり)、ついつい引き込まれていきました。翌週からは録画して、全4話ばっちり見ました。

山奥の大貧乏の大家族に生まれ育った加山一馬は、両親から虐待に遭い家出。追いかけて来た愛犬のシロと共に、更に山奥の洞窟で暮らし始めます。食べ物は山中の動植物。命がけで猪を仕留めたり。

シロが亡くなり、その後は独りぼっち。成人になって人との出会いもあり、山中の珍しい蘭を採って売って現金を手にしたり、生きているのが辛くなって樹海で自殺を図るも、遺体を目の当たりにして改心したり、おじさんになり、川辺に住み(ホームレス)、魚を釣って生計を立てたり、自販機をこじ開けようとして警察のお世話になったり(これが冒頭のカツ丼のくだり)、知的障害者の施設でとうとう社会復帰を果たし、人の役に立つことの素晴らしさを知ったり、生まれてきて良かったと思えるようになったりします。

これで『ほぼ実話』というのが、すごいんだ。映画作るようなスタッフで作ったそうな。キャスティングも抜群だし。リリーフランキーはマジでめちゃ、はまり役だった。NHKじゃなきゃできないドラマだった。

本当に偶然だったけど見られて幸せ、ラッキーでした爆笑