想い出の50s glass | 東京奇譚クラブ

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ロックンロールとその周辺をモットーに、古今東西津々浦々の偏執的トピックスをお届け為る貴女の街のホットステーション。
そうそれこそが、東京奇譚クラブ!

ご無沙汰しております。

もっこりもこみちおこと、青山で御座います。

さて、皆さんはスタジオジブリ作品「想い出のマーニー」ご覧になられたでしょうか?


想い出に生きる少女マーニーの哀しくも美しい物語。


ちなみに私は観てません。




私にとって想い出といえばこのグラスです。
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中学生の頃、義理の兄に連れられてお邪魔したお宅で出されたコーラ。

初めて見る一風変わった雰囲気のグラス。


部屋に入ると麝香の甘い香り。
バカでかいスプートニックにブーメラン型のコーヒーテーブル、サンバーストの時計、不思議な形のテーブルランプ、、、

なんかよく分からないけどカッチョいい!
頭の中でロックンロールがギャンギャンに鳴った一瞬であります。


思い起こせばそれが私のフィフティーズ原体験でした。


それから20年近く経った今、コレクター向けの物なども含め幾多の50sグラスを手にしてきましたが、私にとっての永遠のスタンダードはこのスクイグルパターン(スクイーズ)のラバーグラスなのであります。
というか、私の中のフィフティーズ=このグラスといっても過言ではない位の。


形は他にも細長いタンブラー型のやつやピッチャーなども有りますが、この丸っこいのが一番好きですね。

三つ子の魂百までというように初めて触れたグラスと同じだからでしょうか。

いかんせん酒を呑むには口当たりが悪く、近年は専ら使用してないのですが茶目っ気のあるカクテルなんぞには良いのかも?


好きモノの方々からすればいかんせんなんてことはないイチモツでありますが、これが私の大好きなフィフティーズの断片の一つなのであり、いわば私にとっての想い出のマーニー、これに尽きます。


おあとがよろしいようで。


あ、想い出のマーニー機会があれば観てみます!



梅雨時期で沈みがちな天気が続きますが、大好きなロックンロールとうまい酒呑んでゲロ暑い夏を迎えましょう~