群馬県前橋市 膳城 攻城239(2023年9月3日攻城)

 

<城郭概要>

膳城は、群馬県前橋市にある平山城で、15世紀中ごろに、鎌倉幕府門注所執事の三善康信の子孫の膳氏により築城されたようです。

その後、武田勝頼が平服のまま攻め行ったという、「膳城素肌攻め」により落城し、廃城となったようです。城跡は現在、膳城跡公園になっており、遺構として、曲輪、空堀、土塁等が現存しています。

 

膳城跡公園案内図

 

御城印

 

<攻城>

膳城は、山上城のすぐ南西、群馬ローカル線の上毛電鉄膳駅の北、徒歩10数分に位置し、城郭北側の粕川歴史民俗資料館駐車場無料駐車場に駐車して攻城開始です。

山上城同様、季節が真夏であり、熱中症や藪蚊の猛攻を考慮して、深入りせず、さらっと、攻城しました。

 

 

城郭図

 

粕川歴史民俗資料館無料駐車場の南東の墓地の奥に登城口があり、外堀跡に入っていきます。袋曲輪があり、内堀跡を行くと、本丸、二の丸がありました。藪の奥に郭があるようですが、今回は省略しました。北郭跡には前橋市粕川出土 文化財管理センターが建っていました。

 

粕川歴史民俗資料館無料駐車場

 

 

外堀跡

 

北郭への虎口

 

 

袋曲輪

 

内堀

 

 

二の丸虎口、二の丸

 

 

本丸虎口、本丸

 

膳城は広大な平山城でしたが、真夏、藪蚊ということで、さらっと攻城しました。