三重県鈴鹿市 神戸城その1 攻城205(2022年10月30日訪問)

 

<城郭概要>

神戸城は、三重県鈴鹿市神戸本多町にある輪郭式平城で、1530年代に神戸氏により築城され、滝川一益の侵攻に和睦し,養子にうけいれた織田信長の3男信孝により、より強固に修築され、非現存の天守は、1580年に信孝が複合連結式5重6階として築城したようです。天守は、桑名城に三重櫓として移築され神戸櫓と呼ばれました。江戸時代には神戸藩の藩庁が置かれ、明治維新まで、本多氏7代が城主となり、明治初期に廃城となったようです。

遺構として、天守台、石垣、堀が現存しています。現在城の中心部は神戸公園となり、二の丸跡には、三重県立神戸高等学校が建てられています。

 

神戸城 城郭図

 

<攻城1>

神戸城は、伊勢鉄道鈴鹿駅西1km強に位置し、神戸公園駐車場に駐車して攻城開始です。駐車場の北東に二の丸跡があり、学校が建っています。南に行くと馬場跡があり、西大手と思われる虎口が見受けられます。本丸西は公園となって整備され、水掘り跡がありました。

 

神戸城駐車場

 

二の丸跡に建つ三重県立神戸高等学校

 

馬場跡

 

西大手虎口

 

本丸西の曲輪跡