3日目:正法寺(6月7日訪問)

 

正法寺は、東武東上線 高坂駅から西へ数キロ、石坂ゴルフクラブのすぐ北、岩殿丘陵の最東端にあります。石坂ゴルフクラブは、過去に仕事で毎週通っていました。懐かしいです。

寺伝によれば養老年間に、沙門逸海が千手観音像を刻み開山し正法庵と称し、鎌倉時代初期に源頼朝の命で比企能員が復興し、頼朝の妻北条政子の守り本尊だったと伝わっているようです。1591年に、徳川家康から寺領二十五石の朱印地を与えられているようです。

境内への一本道を車で行くと、岩殿山観音無料駐車場があるので駐車して散策開始です。

 

正法寺案内図

 

参道

 

仁王門への階段

 

岩殿観音無料駐車場

 

駐車場のすぐわきに、仁王門があり、当時、仏師運慶作の仁王像が鎮座していますが、焼失後再建されたようです。

 

 

仁王門、仁王像

 

仁王門を抜けて、長い階段を登ると、境内に出ます。すぐ右手奥に、銅鐘(梵鐘)がありました。秀吉の小田原征伐時、引き回された傷があり、指定文化財にならなかったようです。境内右手に、絵馬堂、薬師堂、百地蔵堂、正面に観音堂がありました。左手奥に、推定樹齢700年の大銀杏がありました。歴史を感じます。尊厳がありますね。

 

 

境内への上り階段、アジサイ

 

銅鐘(梵鐘)

 

絵馬堂、薬師堂、百地蔵堂

 

観音堂

 

推定樹齢700年の大銀杏