東本願寺(2018年4月21日訪問)
二条城の感動を胸に、市営地下鉄東西線二条城前から途中、烏丸線に乗換え、とりあえず京都駅周辺で昼食をとることにしました。その後、徒歩で東本願寺、西本願寺に行きました。駅から近く、実家が浄土真宗なので、総本山に行ってみようかと思ってました。京都駅前から烏丸通りを北上すると数分で東本願寺の重厚な阿弥陀堂門が見えてきます。東側に門があるので、午後は西日が厳しく、逆光で写真写りが良くないです。あしからず。
門をくぐると、重厚で崇高な阿弥陀堂が見えてきます。屋根から2層に見えますが、1層の木造日本建築です。
圧倒されます。中に入れるようなので、下駄箱に靴を入れ、阿弥陀堂内に入ります。廊下は板張り、室内は畳敷きです。後述する東寺はしっかり拝観料取られましたが、さすがに、ここは無料です。室内はさらに圧倒されます。天井が高いです。支えている梁、柱も立派です。木造建築は素晴らしいと改めて思います。奥中央には、宗祖親鸞の坐像である「御真影」が安置されてます。広大な室内の静けさの中で時間が止まっているようです。阿弥陀堂をでて御影堂にいきます。阿弥陀堂同様、重厚で崇高な空間です。御影堂門を抜け西本願寺に向かいます。
東本願寺阿弥陀門
東本願寺阿弥陀堂
阿弥陀堂と御影堂を繋ぐ廊下
御影堂
御影堂門
西本願寺(2018年4月21日訪問)
東本願寺御影堂門を南下して直ぐ右折し、西本願寺御影堂門を目指します。4月中旬ですが、結構暑いです。10数分で到着しました。東本願寺と阿弥陀堂、御影堂の位置が逆ですが、建物の配置と構造は東向きを原則とする真宗建築の典型です。御影堂門も素晴らしい木造建築です。御影堂も重厚で素晴らしい1層の日本木造建築です。圧倒されます。もちろん、拝観料無料で室内に入ります。高い天井、それを支える長くて、太い梁、柱、素晴らしいです。圧倒されます。奥に親鸞聖人像が安置されています。崇高で尊厳のある静けさのなかで時がとまります。御影堂から阿弥陀堂を抜け阿弥陀堂門をくぐり、最寄りのバス停からとりあえず京都駅に行きました。
西本願寺御影堂門
御影堂外廊下
阿弥陀堂から門方面を望む
御影堂、阿弥陀堂
阿弥陀堂
阿弥陀堂門
浄土真宗は、鎌倉時代の中頃に親鸞聖人によって開かれましたが、その後、室町時代に出られた蓮如上人(れんにょしょうにん)によって民衆の間に広く深く浸透して発展し、現在では、わが国における仏教諸宗の中でも代表的な教団の一つとなっているようです。過去に学校の授業で習いましたが、すっかり忘れてましたので、少々学習しました。本願寺は京都東山の親鸞聖人の大谷廟堂から発展し、その後比叡山延暦寺による破却にあい、山科等に移り、大阪の石山本願寺の時、織田信長と戦争になり、10年後和議し、秀吉の時代に現在地(西本願寺)を寄進され、顕如上人が寺基を移したようです。これが通称西本願寺、正式名称は「龍谷山 本願寺」です。一方、家康の時代に現在地(東本願寺)を寄進されたのが通称東本願寺、正式名称は、「真宗本廟」です。親子、兄弟の確執があったようです。東京にある東本願寺は別の宗派のようです。あまり詳しく調べると知恵熱がでそうになるので、このくらいにしておきます。歴史のある場所にいけて、感激しました。










