河合波美 美と豊かさの龍女 -487ページ目
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コンサートを聴く ~上原彩子 ピアノリサイタル~

コンサートを聴く ~上原彩子ピアノリサイタル~


先月、転勤されることになった音楽好きの会社の方から、上原彩子のリサイタルのチケットを頂いたのです!!
リサイタルの日にはもうこちらを離れてしまい、聴きに行けないという事で、 同じく音楽好きの私がそのチケットを受け取ることに♪なんてラッキー!

という訳で、今日の仕事帰りは、一緒に行くこととなった素敵なピアノ仲間の方と、おいしい田楽を食べた後(笑)、上原彩子さんのピアノリサイタルを聴きに行きました。

1,800席のコンサートホールは満席!!
今回は、彼女の地元地方でのリサイタルとあって、親しみを持って聴きに来られた方や、応援に駆けつけて来られた方も多かったと思いますが、
これだけのホールを満席にするなんて、本当に今、大注目、大活躍されているピアニストなのだと改めて実感しました。

今日の上原さんは赤いドレスで登場。
彼女は赤がお好きなのかしら?CDのジャケットもポスターも赤いドレスだった気がします。
でも、彼女にはその赤がよく似合う。
エネルギッシュでパッションに溢れた演奏は、色に例えるなら赤そのもの。
本当に、よく音を出し、よく音を響かせる方!その堂々した演奏にしばし圧倒されました。

そしてその、「よく音が出ている」と思ったのには、ただ音が大きいとか、そういう物理的なことではないです...
ピアニッシモの繊細で優しい音も、火のようなフォルテの音も、明確で、クリア。
本当にホールの隅々まで響き渡る音で、聴衆を惹き付け、魅了していました。

それから、私には上原さんがとにかく楽しそうに弾いているように見てとれました。
また、あそこまで弾けたら、どんなにピアノが楽しいだろうなあ..と思いながら見て聴いていました。

ピアノリサイタルではチャイコフスキーの作品はあまり目にしないのですが、
上原さんは、やはりチャイコフスキーがお得意のようで、演目にも取り上げていました。
そして、アンコールにも、チャイコのワルツ、バレエ「くるみ割り人形」のグラン.パ.ド.ドゥを弾かれていました♪
バレエ好きな私にとっても、楽しいコンサートメニュー♪
そして、若いエネルギーに溢れた素晴らしいコンサートでした♪

ブラボー!!アルゲリッチ

今月はイベント付いている。今日はアルゲリッチ&フレイレのピアノデュオを聴きに行きました

 

アルゲリッチは女流ピアニストとしてはすごく情熱的で迫力のある演奏をするので、初めて彼女のCDを聴いたときは、圧倒されました。

それ以来、アルゲリッチは私の好きなピアニストの中の一人で、女性のピアニストの代名詞となっている感じです。

ですから、この日を心待ちにしていましたし、アルゲリッチを生で見て聴いて、本当に感激♪♪♪

 

アルゲリッチは日本で言うなら還暦を過ぎているお歳なのですが、ものすごくカッコイイ!

そして、お話しするみたいに、本当に自然に弾く。

たぐいまれなる才能と上質な経験を豊富に持ち合わせ、熟練された技術を備えているからなのでしょう!

ブラ~ボ!!

 

2台デュオのコンサートを聴きに行ったのは、昨年が初めてで、今回が2度目でした。

前回も今回も、プログラムの取りは、やはり、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」でした!

「ラ・ヴァルス」は壮大なスケールで、本当にすごい曲。ラストにかけての盛り上がりとか、もう...

これを弾くピアニストは本当にカッコイイ!今回も、痺れてしまいました...

 

この曲は、美しい夢の中に落胆の影がちらついているような、また落胆の中に夢がちらついているような、そんな印象を受けます。

というのも、全体的に重々しい曲なのですがところどころに、華麗なウィンナーワルツのフレーズが見事に織り込まれているからです。

そうして、虚空と現実が入り乱れながら、ついには全てが崩壊する...という感じです。

この曲をラヴェルが創作したのは、第1次世界大戦や、母の死など、悲痛な出来事があった頃で、

現実に対する喪失感や絶望感が彼の心を大きく占めていたようです。

ちなみに、「ラ・ヴァルス」は、バレエ用に創作されたそうなのですが、結局、この曲に対して振り付けはされなかったそう。

 

とにかく、アルゲリッチの「ラ・ヴァルス」が聴けたことは、本当に良かった!

また、アルゲリッチはフレイレが知り合ったのは18才で、デュオについても40年来のコンビなのだそう!!

あの難解な曲を2人で合わせるなんて、本当に息と力量が合っていないと、無理!素晴らしかったです!!


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