「彼氏には、自分から自発的に引っ張ってほしい」
そう願うCさんですが、現実はいつも真逆。何もしない彼に痺れを切らし、
「私はあなたのお母さんじゃない!」
とケンカになる日々。
ついに「別れ」の二文字まで頭をよぎるようになっていました。
どちらが良い悪いという問題ではありません。ただ、
「相手に引っ張ってほしい」と望むなら、
まずは自分が「お母さん役」を辞める必要があります。
私がそう提案すると、Cさんは不安そうに言いました。
「でも、それだと彼、朝も起きないから遅刻しちゃいますよね?」
「あれもこれも困りませんか?」
そこで私は「あえて、一切の口出しを辞めてみましょう」とお伝えしました。
人は、本当に困ったときに初めて自発的に動くものです。
自分がやった方が早いし、見ていて頼りなくて、もどかしいかもしれません。
そこはぐっと我慢して、信じて待つ。そして、たとえ不出来でも、やってくれたら大げさに褒める。
ーーそれから数日後。
なんと彼は、自分で起きて仕事に行き、家事までこなす「自立した彼」へと激変したのです!
Cさんは今でも、もどかしさを感じつつも「口出しせず相手に任せる」を継続中。その結果、欲しかった「頼れる彼」を少しずつ手に入れ始めています。
「あの人は何もできない」と決めつける前に、「自分がそうさせてしまっていないか?」を一度疑ってみませんか?
何かを手に入れたいときは、まず何かを手放して、心と関係に“隙間”を作ること。
幸せな関係を築くために、とっても大切なステップです。
