母として、重ねていくツールとは?? | 田端SUN家のブログ

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生きるが満ちている!人生の学び舎をつくる人 
田端智子のブログです。

おはようございます。

生きるが満ちている!

人生の学び舎をつくる人

田端智子です。

 

今日は、

私が大切にしているエピソードをお伝えしようと思います。

もし、お時間あれば、お付き合いくださいね。

 

私は一般社団法人館林くらしとあそびの研究所の代表をしています。ちなみにHPはこちらです。

 

 

その中での主な事業として、学童保育をしています。

以前の仕事が教員だったので、

保護者からの相談がたくさんありました。

 

 

 相談されても・・・足りない時間

 学童を始めてから、

お迎えの時に子どもが帰る準備をする待ち時間に

相談されることが増えました。

 教員をやっているときも相談されることがあったのですが、

そのときには、勤務時間内だし、

子どもたちがいないところでの相談だったので、

じっくり話を聞くことができたんです。

 

 

 

 そのときの光景が気が気じゃなかった私

 学童保育中に相談をうけた時に

「子どもが自分のことで、相談しているのって嫌じゃないのかな?」

「子ども見ながらの同時進行で、お母さんの悩みを聞くのは、集中が切れるから簡単ではないな」

「そもそも『自分がお母さんを困らせている』って子どもは感じちゃうんじゃないかな」

と色んなことを思ってしまって、気が気じゃなかったんです。

学童に通っている子は、小学生ですから、

お母さんが話していることはすごくよくわかる。

そして、本当は

「黙っていてほしいこと(特に学校でのこととか)をお母さんが悩みとして話している」

ということが、子どもにとって

「お母さんだけに話したことだったのに…」

って思っちゃうんじゃないかって思っていたんです。

 

 

 解決できないジレンマと共に消費する時間

 そのため、子どもがいない時間を見計らって

学童に来てもらったりしていたんです。

そういう時間の使い方をしていたので、

帰る時間が遅くなることもしばしば…。

「自分の子どもの迎えを忘れて、他の子の相談にのっていて良いのだろうか??」と思ったこともありました。

教員を退職したたくさんの理由の一つに

「自分の子どもをしっかり見たい」ということもあったので、

「また、やってしまっているな」

と自分自身も責めていたんです。

それが2021年6月ころです。

 

 

 そんな中、方眼ノートトレーナー養成講座を受ける

『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』の著者である

高橋政史さんが開発した、

「思考を紙1枚で整理する」

方眼ノートのノート術を

教員退職直前(2020年2月)に学び、

日々の仕事で使っていたんです。

そのノート術で、

私自身、すべての悩みや課題を解決していたのですが、

悩みや課題がないと使わないということがあったので、

「よし!!こんなに使えると思っているのであれば、

毎日使えるように、自分が教える立場になろう!!」

と思って

2021年の7月に方眼ノートトレーナー養成講座を受けました。

 

 

 よし、ダメもとでやってみよう!!

その時期と重なるようにして

一人のお母さんから、数回相談を受けていました。

そのときに

「よし、やってみよう!!」と思い、

お母さんにお話ししました。

「ノートで様々なことが解決できる講座を行える講師になるために、今勉強中なんです」

「もし、解決できなければノートのせいですから、やってみませんか?」

とお話したんです。

 

 

 そこでの会話

そうしたら、お母さんから「はい、やってみます」とのことだったので、紙を出して書き始めたんです。

私:「ママ的にはお悩みとか困っていることって何ですか?」

ママ:「同学年の子にからかわれてしまう」

ママ:「学習もちょっと心配で…」

ママ:「同じ学年にお友達が少ない」

私:「そうなんですね」

私:「じゃあ、ちょっと視点を変えて、ママとしては〇〇さんがどんな大人になってほしいですか?」

ママ:「(無言)…。(考えている)」

無言の空間。1分くらいかな?数分あったと思います。

ママ:「苦手なことがあったとしても、それも含めて『自分ってOKじゃん』って思って元気に生きていってほしい」

私:「(鳥肌立つ)(涙出そう、必死に抑える)」

私:「じゃあ、ここから話を進めていきましょう」

と言って、方眼ノートを使って

私とママとで1枚を書きあげたんです。

その1枚はぐちゃぐちゃになってしまったけれど、

「これ持ち帰っても良いですか?」

とのお話があり、その場でお渡ししました。

だから、その原本も手元にはありません。

 

 

 この相談のその後はというと…

その後ですが、

ママからの相談もなく

実際に子どもの姿が変わってきました。

これは私が見ていて感じたことなので、

本当かどうかはわかりませんが、

そのお子さんは

表情が明るくなり、友達に積極的に話しかけるようになってきました。

その後学童を退所しましたが、

その子からも学校の校門などで会うと

「お~い、ともちゃ~ん!!」と声をかけてくれたり

ママも学童主催のイベントにも来てくださっています。

 

 

 この経験から見えた私のやること

今回は、私がナビゲートして一緒に書きあげましたが、

実は親子で1枚書きあげることができます。

実際に私は子育てでよく使っています。

子どもの悩みや納得いかないことに対して

一緒に1枚書きあげていくという簡単なことなのですが、

「わかった。じゃあ、俺はこれをする!」と言って

自分で解決していくんです。

 

私は、簡単なルールに従って書いているだけ(笑)

なんです。

 

でも、子どもが自分で答えを見つけていくんです。

だから、その悩みや納得いかないことでモヤモヤしている時間が

少なくなる。

自分で考えて動いているからこそ、

失敗とも思わないし、

悩みも自然と解決していくんです。

 

だから、私はこのノートを

お母さん世代にも

そして子どもたちにも手渡していきたいと思っています。

今はリアル講座で行っていますが、

オンライン講座も可能です。

 

日程はこちらです。

時間は9:30~16:30を基本としますが、30分前後する場合があります。

😊5/23(火)館林

😊6/12(月)太田・伊勢崎方面

😊7/22(土)館林

 

なかなか1日参加は簡単ではない方にも2日間に分けての開催も行っています。

😊8/30(水)・31(木) 9:00~12:00 会場未定

です。よろしくお願いいたします。

興味あればメッセージくださいね。

 

では、今日もさいこうの一日をお過ごしください。

長い文章を読んでいただきありがとうございました。