万事塞翁が馬 | ゆっくりまったりうっとり

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裂織は古布の命を繋ぐもの。古い着物を解いて裂いて裂織でモノ作りをしています。

制作の話や猫の話、古物に囲まれた暮らしの話、好きなものや思ったこと。気持ちと出来事と作品の記録。

「人間万事塞翁が馬」
古代中国の故事から
人生の幸不幸は予測できないもの
というたとえ





人間…
までは言わないけどね。

「万事塞翁が馬」

どう出るかは
予測できないもんだなー(๑˃̵ᴗ˂̵)
の話


この写真の意味は
あとで分かるよー(思わせぶりか)








古着物8枚分の古布

向かって右側のは裏地。裂けなかったりで使えない分は除いてあります。


この前

5時起きで行くいつもの古物市で仕入れた分。






長い読者さんはご存知。本州の業者さんも仕入れに来る、なかなかクセの強い本気な、でも私達のようなシロートも入れる市場です。

この写真は市場開場前に会場前から撮ったよん♪



買った時は着物や羽織の形だったものを

洗って

解いて

糸取って。

今回はその間1週間。ここから やっとスタートです( ̄^ ̄)ゞ






織り幅が違うのは、時代(と産地)の違いなんだって。

最近のが37㎝くらい(下の方のやつ)、少し古くなるともう少し狭くなって(グレーの2つ)、一番上のは31㎝無いから かなり昔のモノなのかな?






その、一番上のかなり古いかもな古布


実は

地紋(織柄)に細かい柄のプリントが裂き織りにしたら くどくなるかもー、と

買うのを躊躇したんですよね。

一旦は止めようとしたんやけどね、まぁ安いし買っとくかって。


それが

丸洗いしたら、裏地の紅いとこだけ染まっちゃって(>_<)

あちゃー

解いて干して糸を取る手間かけるのを、またまた躊躇

使えないなら無駄手間じゃん?↓ほらほら紅く染まってる!






生地にしてからも、独特の手触りが気になって

なんか触ったことない感じだったの

ホントに使えるかなー、と

今度は畳んで置いとくことすら躊躇。



んー

どーしよー( ̄^ ̄)




考えててもしょーがないし。

確認のために

ものは試しで、織り機に残ってた経糸で織ってみたら…







えー

いいじゃん♡ (*゚∀゚*)  


裏の白っぽいのがランダムに出て、はっきりとは分からないけど紅く染まったのも味になってるには違いなくて

もしかしたら経糸の2色も一役買ってる?






なんか理由はわからないけど  ←

ともかく、なんだか、いい感じ(*´꒳`*) 

これぞ怪我の功名?

あー、いやいや。これが万事塞翁が馬(なのか?笑)



とにもかくにも結果オーライ♪ 

やっぱり裂き織りはオモシロイ(о´∀`о)

やってみないと分かんないもんだねー。
10年近くやってるけど、まーだ予想できにゃいの。








これもポーチにしますねー♡

年内に販売予定♡お楽しみにー♡♡







例の古物市記事、思い出し投稿(笑)←思い出し笑い的な。
随分前なので状況変わってますが、この中の前半の市です。ご興味あったらドーゾ(°▽°)