先日弊社で計測したKOBE TRAIL(写真は
全て弊社社員撮影)は上位を海外勢が席巻
したリザルトも含め、日本のトレイル大会
としては稀有な世界基準の大会でした。
今大会ではサテライト会場でのパブリック
ビューイングがおこなわれたことも画期的
ですし、そもそも短いループの周回コースの
設定なので会場にいれば毎周観戦できました。
さらに周回毎の記録速報もWEBで閲覧可能
(これは弊社サービス)など「見るスポーツ」
としても構成されていました。
トレイルランニングが五輪種目になるなら
こういうフォーマットになるだろうと思わ
されました。これらの要素はトップ競技者の
レースを見るという観戦スポーツとしての
構成であり、五輪種目になるということは
そういう方向性になります。
これは最近弊社で計測している冬季五輪に
新種目として採用されたSKIMO(山岳スキー)
も同じ方向性でした。
逆にDOスポーツとしてのトレイルランニング
本来の魅力である山の醍醐味、自己との対話、
長距離への挑戦などの要素とは対極にあるで
しょう。
先行事例ではトライアスロンが五輪種目の
51.5kmとクラシックなロングディスタンス
のアイアンマンに分かれたように、トレイル
ランニングも方向性が分かれていくのかも
知れません。