通算1000大会に到達 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

本日は平日の木曜日でしたがレース計測
本番、校内マラソン大会の計測でした。
 
そして私・藤井拓也にとって1998年に
社会人になって計測の仕事に就いて以来、
26年目にして、本日が通算1000大会目の
計測現場でしたので、1000大会に到達した
感想を書きます。
 
22歳から計測の仕事をしていますが、パフ
ーマンスは上がる一方であり48歳の今が
一番良いです。
 
1000大会の経験で向上したのは予測と対応
だと思います。
 
まず予測。その大会の業務内容、スタッフ、
機材、天候などから起こりうるであろう
出来事、そしてその対応策がかなりの精度で
予測出来るようになりました。
もちろん1000大会やっても想定外のことは
常に起きるのですが、前もって予測が出来る
ということはパフォーマンスの向上に繋がっ
ています。
 
次に対応。その大会の条件、環境、天候、
状況によって、予測できたものから想定外の
ことまで現場では何でも起こるのですが、
その時、その場に応じたベストエフォート
の最適解のパフォーマンスを導き出し、クラ
イアントさんに満足いただける対応が出来る
ようになりました。もちろん過去にはクライ
アントさんに満足いただけない失敗も重ねて
きましたし、今でも100%ではないです。
 
この予測と対応は、経験によってのみ培われ
るものだと確信しています。1000大会の現場
に行ってみてそう感じています。
 
そして計測の仕事で本質的に大事なのはテク
ノロジーやシステムではなく、この予測と対応
だと思います。
 
1つの通過点としての1000大会でした。
今週末にはすぐ1001大会目の現場に行きます。